4月5日(日) 17:58
内科医のおおたわ史絵が5日に自身のアメブロを更新。3日に東京都の小池百合子知事が発表した、新型コロナウイルス感染者の内、軽症と無症状の感染者はホテルや自宅で療養してもらう方針について見解をつづった。
おおたわは新型コロナウイルスについて「とにかく検査と隔離 このふたつが大事」と述べ、「これらが早期からうまく機能できた国は比較的被害が少なく済みます」と前置き。
続けて「最近、感染者数が増えて見えます」「これは検査数が増えたからです」といい、その理由について「日本はずっと検査ができにくい環境にありました。それは保健所に窓口を絞りすぎたため、対応が間に合わなかった点も一因でしょう」「またもうひとつ、我が国の規定にも理由がありました。これまでの決まりだと日本では陽性者は入院しなくてはなりません。」「これをやっていると、あっという間に病院はパンクです」「それを避けるために、症状のないひと、軽いひとは検査をせずとも自宅待機をお願いしてきたわけです」とつづった。
また、小池都知事が発表した方針については「陽性軽症者はホテルに移送、隔離をとした対策はその点で理屈にかなっています。こうすれば感染者の隔離と重症者のための病床確保が可能になりますから。この方法が速やかに進めばもう検査を躊躇する理由はありません」とコメント。
最後に「国民も医師たちも保健所職員も、みんなしっかりやっていると思います」とつづり、「これからはテレビもスタジオ人数を減らして放送するようになりますから 私が次にいつテレビで発言できるかも定かでないのでこのBlogでお伝えしていきます」と予告し締めくくった。
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