28日、AbemaTVのニュース番組「AbemaPrime」で「もっと知ってほしいダウン症」が生中継された。ここでは、ダウン症の息子を持つ元テレビ朝日アナウンサー・龍円愛梨（39）と、ダウン症のタレント・あべけん太（29）が登場。

「胎児の染色体異常を調べる新型出生前診断で異常が判明した人のうち96％の妊婦が中絶を選択している」という事実があることについて意見した。

龍円は、息子がダウン症であることを明かされた時は自分を責めたそうだが、母から「この子が幸せになればいいじゃないの」と言われ、救われたそうだ。また、医師からはマイナスの言葉で説明を受けるのではなく「ご安心ください」と言ってもらいたいと語った。

あべは、冒頭の「96％」というデータについて「どうして中絶するのか。とてもがっかりしている。TVでもっとダウン症のことを特集して世間のみなさんに知ってほしい」と述べた。

あべは過去にも昨年12月、茨城県の教育委員の一人が障害児の出産について「茨城県では減らしていける方向になったらいい」といった趣旨の発言をした際にも意見。「言ってはいけない発言。怒ってます」と述べていた。この委員は辞任した。

また、龍円は、出演を前にブログで同番組を告知。

「しかも、なんと！！

ダウン症のイケメンあべけん太さん

もいらっしゃるそうなのです。

いつかお会いしてみたいなと思っていたので

すごく嬉しく光栄です」

このように、あべと出会うことを楽しみにしていた。番組中も二人は気が合っているようだった。

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