「授かった3人の息子は、それぞれタイプの異なる障害児だった」エッセイストの佐々木志穂美さんがオフィシャルブログをスタート。長男は重症心身障害で平成22年1月に逝去。次男は高機能自閉症、三男は知的な遅れがある自閉症、ブログでは息子たちとの日常や障害を持つ子どもの親目線のエピソードなどをつづっている。

■次男の保育所で「時々あれーーーって思う」こと

5日に更新されたブログでは、保育士による園児虐待事件を知り、ブログを書こうと思ったと明かし、高機能自閉症の次男が最初に通っていた保育所での「時々あれーーーって思う」出来事を振り返った。昼寝をしなかった次男に対し「お昼寝しない子は迷惑なので昼でむかえにきてください」と言われたことをはじめ、おやつ代も払っていたのにおやつをもらえず、当時新生児だった三男の寝かしつけで、迎えに行くのが遅れてしまったときには、廊下に出されたイスに1人で座らされ、動くと叱られていたつづり、それに対して問うと「ちゃんと座る訓練です」と言われたことを回想。「虐待ってカテゴリーでなくてもしんどいことってあるねー」とコメントした。

■転園した保育所で言われたこと

同ブログでは、一方でその後、転所した保育所では寝なかった次男に対して「1人だけお昼寝しないのでみんながお昼寝しているあいだゆーっくりかかわってあげることができます」と言われたという、対応の違いをつづった。

また、知的な遅れがある自閉症の三男は話すことはできるが、出来事を報告することができないとして「もし虐待にあったら」と心配していたことを振り返った。

佐々木さんのブログでは、引き続き息子たちとの日常や障害を持つ子どもの親目線のエピソードなどを記している。