29歳のときに兄が自死し、その4年後に夫が33歳でグレード4と最も悪性な腫瘍・神経膠芽腫（しんけいこうがしゅ）を発症。余命14か月の宣告を受け、まだ幼い2人の子どもの育児をしながら在宅介護、死別した経験をつづった「あなたとともに生きていく～35歳絶望未亡人這い上がり物語～」の著者・かずママさんがオフィシャルブログを開設した。

■33歳だった夫の体に異変

8月3日に更新したブログでは、体調が悪そうに「ずっとゴロゴロして眠っている」夫の様子に異変を感じながらも、仕事には行っていたことから「“病気だ！！すぐに病院に連れて行かねば！”とは…思えなかった」と振り返った。

「疲れがたまっているのか！？」「うつ病か！？」と思いながら日々を過ごしていた中「仕事の時間になっても、なかなか起きてこなかったりと…眠っている時間が長くなった」と当時の夫の様子を説明した。

■温厚だった夫に怒鳴られ

同ブログでは、夫は次第に「食事も摂らずに、ずーっと朝から晩まで眠っているようになってしまった」という。その姿を見て「なんか…普通じゃない」と感じたといい、夫が好きなものを作り、少しでも食べてもらおうと声をかけたところ「温厚で優しくて、私に怒ったことなんて一度たりともない」という夫が「うるせ〜な〜」「だまってろよ」と怒鳴ってきたと振り返り、動揺する様子をつづった。

ブログでは、夫の脳腫瘍が発覚するまでの様子を詳細に記している。