悪性脳腫瘍が原因だった夫の拒否「SOSすら…出せなかったんだよねぇ…」

提供:Ameba News/ブログ発

29歳のときに兄が自死し、その4年後に夫が33歳でグレード4と最も悪性な腫瘍・神経膠芽腫(しんけいこうがしゅ)を発症。余命14か月の宣告を受け、まだ幼い2人の子どもの育児をしながら在宅介護、死別した経験をつづった「あなたとともに生きていく~35歳絶望未亡人這い上がり物語~」の著者・かずママさんがオフィシャルブログを開設した。

■忘れもしない夫の拒否

1日に更新の「忘れもしない、私のハグを振り払った時の旦那の目。」と題されたブログでは、約10年前に夫が悪性脳腫瘍だとわかる前に「10年近く毎日やっていた、私の“お帰りなさい”のハグをはじめて振り払ったあの時」のことを振り返った。「言葉や態度は、冷たくそっけないのに目だけは、優しく…、悲しそうな表情だった」と回想。まるで「ごめんね。なんか…俺、おかしいんだ…」と訴えているように見えたという。

【画像】かずママ

■SOSすら出せなかった夫

ブログでは続けて、当時は「あの目の意味に気づくことが出来ませんでした」とつづり、脳腫瘍の症状が出ていたため「自分でももう、わけわからなくなっていたんだよねぇ…」「SOSすら…出せなかったんだよねぇ…」とコメント。「悪性脳腫瘍という恐ろしい病気のせいで、私を拒否せざるを得なかった」と述べ「あの目を見れば、言葉がなくても…妻の私だけには、旦那の気持ちがわかるのです(そう…言わせてください)」とブログを締めくくった。

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編集AmebaNews編集部

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