肝臓の約半分がんで埋まってた妻「“知らない”とは本当に恐ろしい」

提供:Ameba News/ブログ発

20代で乳がんを患った妻・千恵さんが、みそ汁づくりを通して幼い娘に生きる力を伝えようとしたノンフィクション『はなちゃんのみそ汁』(文藝春秋)の著者・安武信吾さんがアメブロを開設。2008年7月に千恵さんが死去してから15年。ブログでは、大学生になった娘との日常を中心に、千恵さんが生前につづったブログを振り返りながら発信している。

■肝臓の約半分がんで埋まってた妻

14日に更新したブログでは「千恵の肝臓は半分近く、がんで埋め尽くされていた」と告白し「肝臓は、体によくない働きをする物質を無毒化する大切な臓器」「日常生活に支障を起こすような自覚症状が出るころには、肝臓疾患がかなり進行してしまっている、というケースも少なくない」と述べ「肝臓が“沈黙の臓器”と呼ばれるのはそのためだ」と説明した。千恵さんの体調から「食品添加物や保存料が致命傷になりかねない」と考えていたため、お見舞いに来た友人からお菓子をもらった際も「にっこり笑って、原材料名が記された裏のラベルを確認。これは危険、と感じたときは決して口にはしなかった」と明かした。

【画像】安武信吾さん

■介護のため訪れた千恵さんの母親

同ブログでは続けて、2008年6月に「使える抗がん剤がなくなり、自宅で食事療法に最後の望みをかけて病と闘っているとき」のことを回想。肝機能の低下で黄疸が出て、言葉を発することができなくなった千恵さんのため「介護に訪れた彼女の母親が、添加物まみれのゼリーを食べさせていた」とつづり「僕が“添加物が肝臓に与える影響”をあわてて説明してみても、義母は“あなた、何言ってんの?”という表情」になったと振り返った。「義母も娘のために一生懸命だ。やかましく言うと角が立つ」「“知らない”とは、本当に恐ろしい」とコメント。

一方で「今の世の中、添加物を避けることは、ほぼ不可能」として「ならば、生活の質を落とさずに、食べ物と上手に付き合うことが大切なのではなかろうか」と見解を述べた。

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編集AmebaNews編集部

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