がん闘病中にうつ病に苦しんだ亡き妻「薬の副作用は容赦なく襲いかかった」

提供:Ameba News/ブログ発

20代で乳がんを患った妻・千恵さんが、みそ汁づくりを通して幼い娘に生きる力を伝えようとしたノンフィクション『はなちゃんのみそ汁』(文藝春秋)の著者・安武信吾さんがアメブロを開設。2008年7月に千恵さんが死去してから15年。ブログでは、大学生になった娘との日常を中心に、千恵さんが生前につづったブログを振り返りながら発信している。

ネット上で叩かれた過去

7日に更新したブログでは、がん闘病中の千恵さんが食事療法を大切にしたというが、かつて「代替療法を美化している」「判断が間違っていた。あの夫婦は自業自得」などとネット上で叩かれた経験があることを回想。「肺に転移したがんが消えた後、標準治療を一時中断した時期があったからだ」と説明した。

【画像】安武信吾さん

■うつの症状に苦しんだ妻

同ブログでは続けて、標準治療を一時中断したことで「薬の副作用は容赦なく襲いかかった」とつづり「30代前半という年齢でのホルモン治療は、気分の落ち込みや不眠など心の症状を訴える患者が少なくない」と説明。「千恵も鬱(うつ)の症状に苦しんだ」と明かし「長期にわたって治療を継続していくためには、ときには『休む』という選択が必要な場合もある」とコメント。

「美化でもないし、誘導でもない。生きるために、どうすればいいのかを考え抜いたうえでの判断なのだ」とつづった「どうか、がん患者とその家族の心情をご理解いただきたい」と述べ、ブログを締めくくった。

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編集AmebaNews編集部

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