桂文枝、手放すことになった自宅への思い「いい夢を見せてもらった」

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桂文枝、手放すことになった自宅への思い「いい夢を見せてもらった」

3月3日(水) 13:07

落語家の桂文枝が2月28日に自身のアメブロを更新。28歳の時に建てた自宅を手放す思いをつづった。

同日のブログで桂は、自宅を「この度手放すことに」と報告。桂は1月24日に妻・真由美さん、翌25日に母・治子さんを相次いで亡くしており「このたびのいろんなてんかいに いろいろ応援してくださる みなさまの手を借りて」と経緯を明かし、「落語の本だけ資料として持ち出しました」「さよなら28歳」と別れの言葉をつづっていた。

その後に更新したブログでは「28歳 勢いに乗って調子に乗って一軒家を建てて 有頂天になっていた僕」と当時を回想。「創作落語に出会い、懸命に作り、テレビのしごとがふえ順風満帆」だったと述べるも、「人生は、よくできたもので そんなに甘くなく この度の不幸の連鎖」とつづった。

一方で「ただ僕には 落語があったから よかった」と述べ、「夢を見た それもすごく良い夢を」「考えたら 何もないところから始まって 何もないところに落ち着いて これからが始まりじゃないか」とコメント。「この家と別れることに未練はない ただ 屋上から花火を見たら角地でいい場所だった」と名残惜しさをにじませつつ、「いい夢を 見せてもらったと思えば」とつづり、ブログを締めくくった。

これに対し読者からは「感慨深く、拝見いたしました」「前向きな文枝師匠に、頭が下がります」「師匠の決意に涙が止まりません」「御創作を楽しみに致します」などのコメントが寄せられている。

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