現在がん闘病中の元プロ野球選手で野球解説者・大島康徳が24日にアメブロを更新。がんがもたらす本当の恐怖について語った。
この日大島は「“癌” という病気はやはりとても特別なものとして見られるのだなぁと改めて感じさせられる今日この頃です。」と明かし、「“頑張って” も“もう十分頑張っているんだから頑張らなくてもいいよ” も励ましの言葉なのに その言葉のチョイスを皆さん、そんなにも考えて使って下さっているのかと、言葉そのものよりその裏にある接してくださる方々の心の有り様を考えてしまいました。」と心境をつづった。
また、「不思議なもので頑張って!と言われれば“そんなに頑張らなきゃいけないの”と、天の邪鬼みたいな反応をしてしまったり そんなに頑張らなくていいよ!と言われればそれはそれで寂しかったりもする。(わがままですよね 笑)」と複雑な胸の内をつづり、「そういう議論がある度に 癌である人とそうでない人との間に目に見えない線が引かれてしまっているように感じてしまうのです。それが寂しく感じます。」と語った。
続けて「私は…私の場合は…今まで通り、普段通りに接して欲しい。それが一番の望みです。」と明かし、「そして、これは癌患者を抱える家族にとっても言えることだと思います。同じようなことを妻も息子たちも言っていました。心の中に解消しようのない孤独をかかえていると言っていたことがありました。それは知っておいていただけると有難いかな、とそう思います。」とつづった。
大島は最後に「本当に怖いのは…癌という病気がもたらす孤独なのかな?と今、ふと考えました。」と明かし、「野球界の皆さんのスゴいところ!をご紹介しますね。「おお、ヤス!元気そうだな。顔色もいいし、大丈夫だ!」最初の挨拶は皆さん揃って、これだけ(笑) あとは普通に接して下さいます。これが最高なのです。ありがたいのです。伝わりますか?」とブログを締めくくった。
これに対してファンからは「本当にその通りだと思います」「そういう気持ちでいること 教えて頂いて初めて分かりました。。」「やっぱり普通通りに接してくれるのが一番良いですね!」「今まで通り、変わらず接して欲しいですよね」などのコメントが寄せられている。
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