精巣がんによる胚細胞腫瘍で闘病中のロックバンド『HighsidE』のドラマー・Nosukeが22日に自身のブログを更新。病院でがんを宣告された時の状況や心境について語った。
この日Nosukeは「どうやら僕はコウダ家に婿入りしているのでmisonoを「嫁」と呼ぶ事は間違いなんですよね。あまりにも嫁と呼びすぎて後に引けなくなっておりました。」と前置きをして、「忘れもしない11/14。胃潰瘍とギックリ腰の併発によって体調を崩していると勘違いしていた僕が最初に宣告されたのは「悪性リンパ腫か精巣がんのどちらかです。」」と病院で、血液検査等で病名が確定する数時間前に、既にがんを宣告されていたことを明かした。
また、「その瞬間というのは映画やドラマでしか見た事のない僕が当初の浅はかな考えで冗談を言うと ・自分の人生においては、一番関係のない病気であってほしいランキング29年連続1位」など様々なランキングの1位である病気であることを明かし、「そんな“がん宣告”をコウダ家の母と共に聞くという当初の僕にとっては余りにも残酷で絶望的な状況でありました。婚姻届を約2ヶ月前に出したばかりだったので余計に。」と妻・misonoの母と共に宣告されたこと明かし、辛い心境をつづった。
しかし、「“自分が病気を受け入れる事”よりも先に、“新しい家族に(もちろん中村家の方にもですが)早速親不孝な報告をしなければいけない事”の方が気になってしまい、その日は落ち込む余裕も無かったのも事実で 今考えると救われた思いであります。仮に一人で宣告されていては、それこそ気が気ではなくなっていたと思います。一番大事な“妻への報告”も遅れてしまっていたかも知れません。」と義母と一緒に聞くことで、家族に報告しなければいけない不安を多少解消することができたとのこと。
Nosukeは最後に「僕の場合はこの様な状況だったにも関わらず 奇跡が重なったお陰で、そこまで落ち込む事なく病気を受け入れる事が出来た訳なのですが やはり多くの人が同じ状況だった場合に気持ちが先に動いて深く落ち込んでしまうパターンも少なくないのかな…と同時に思った次第で メンタル回復の為、多くの時間を費やしてしまうと、それはそれで治療が遅れてしまう恐れがあるので この文章力がそんな方々にどこまで寄り添えるかわかりませんが、少しでも不安を取り除くきっかけになれればと思います。」と思いをつづり、「婿殿」と書かれた倖田來未から贈られた花とともに写った自身の写真を公開してブログを締めくくった。
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