ちばてつや氏、『ドカベン』終了を受け水島新司氏に「46年間お疲れさまでした」

※ちばてつやオフィシャルブログより

ちばてつや氏、『ドカベン』終了を受け水島新司氏に「46年間お疲れさまでした」

7月1日(日) 16:33

漫画『あしたのジョー』などの作品で知られる漫画家・ちばてつや氏が、30日に更新したアメブロにて、46年間連載が続いた漫画家・水島新司氏の漫画『ドカベン』シリーズの終了を受けて心境を明かした。

ちば氏は、「水島新司様 「ドカベン」46年間お疲れさまでした。永いあいだよく頑張りました」のメッセージとともに、ちば氏と水島氏が肩を抱き合うイラストを紹介。

『ドカベン』は、高校野球を舞台に野球部員の主人公と仲間たちの様子を描いた大人気野球漫画。続編として『大甲子園』を経て『ドカベン プロ野球編』『ドカベン スーパースターズ編』に継承され、シリーズ最終章『ドカベン ドリームトーナメント編』の第33巻が8月8日、34巻が9月7日に発売され、単行本はシリーズ合計で205巻となる。

ちば氏と水島氏は草野球仲間でもあり、ちば氏のチームはいつも水島氏のチームに負けてばかりだったという。

ちば氏は、「それにしても、週刊誌連載で、毎週一本の作品を描きあげるのも大変なのに、46年描き続けるというのは大変なことです。しかも、一本の中に必ず野球の面白さのエキスが入っているからたいしたもの。「ドカベン」を読んでプロ野球選手になった人は、たーくさんいます。水島作品を読んで漫画家を目指した人もたーくさんいます」と、同じ漫画家だからこそわかる大変さ、そして水島氏の影響力の大きさをつづった。

『ドカベン』は、28日発売の連載誌「週刊少年チャンピオン」31号(秋田書店)で最終回を迎えた。ちば氏と水島氏はともに昭和14年生まれ。

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