3月1日に行われたボクシングのWBC世界バンタム級タイトル戦が行われ、同級1位の挑戦者・山中慎介が前王者であるルイス・ネリ(メキシコ)に2回TKO負けをし、山中は引退を表明した。
この試合はネリが前日の計量で最初は2.3kgオーバーで、後の計量でもオーバーし、王座は剥奪。山中が勝てば王座を獲得する、という試合だった。プロとしてあるまじき体重オーバーしたネリに対して山中は試合前も試合後も呆れていた。
そんな中、WBA・IBF世界ライトフライ級統一王者の田口良一が3日にアメブロを更新。「ただただ悔しい…」と書き出し、ネリの意識の低さを嘆くとともに山中への敬意を表した。
ネリに対しては「まず計量で2.3オーバーなんてもってのほか そういう安易な気持ちで来ないで欲しかった ボクサーが計量をクリアするという事は当たり前なわけで山中さんがどれだけの思いでこの試合に臨んだのかそう思ったら泣けてくる…」と述べた。
ネリは2017年8月に行われた山中との世界戦で王座を獲得した後にドーピング疑惑が出たこともある。家畜の成長促進剤に入っていた薬物が原因で、それが牛肉に混入していたと主張して処分はなかった。そんな折りでの体重オーバー(つまりは1階級上)での戦いで山中は敗北。田口の怒りは収まらない。
「ネリは何しても勝てばいいみたいに思ってたはずだからドーピングも減量失敗も平気でしたんだ 本当になめないでほしい 人としてなんにも尊敬出来ないしその図太い神経が嫌ですね ボクシング界も大きなルール変更が必要」
このようにネリの姿勢については痛烈に批判した。そのうえで、山中については「会ったらいつも気さくに話しかけてくれてボクシングも人柄も大好きな方でした 山中さんの偉業は色褪せる事はないです山中さん本当にお疲れ様でした」とその偉業を称えた。
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