「授かった3人の息子は、それぞれタイプの異なる障害児だった」エッセイストの佐々木志穂美さんがオフィシャルブログをスタート。長男は重症心身障害で平成22年1月に逝去。次男は高機能自閉症、三男は知的な遅れがある自閉症、ブログでは息子たちとの日常や障害を持つ子どもの親目線のエピソードなどをつづっている。

■知的遅れがある自閉症の28歳三男

11月12日に更新されたブログでは、知的遅れがある自閉症の三男について「うそみたいだわー　もう28歳　永遠の3歳」とつづり「言葉もたどたどしくできないことたくさん」あると述べた。「小さいころ次男よりうんと育てやすかったのでただの知的遅れかと思っていました」と振り返り、保育所へ通っていたときに「すこーしずつ自閉色がでてきました」とつづった。小学校、中学校は支援学級に通い、高等部に進学してから、自分や人を傷つけたり物を壊す強度行動障害が現れ、強度行動障害施設に入所したと説明している。

■話せるようになってほしい三男

11月28日に更新したブログでは、三男はタイ焼きは大好物なのに「二重焼き（回転焼き　今川焼　大判焼き）が嫌いです」と明かし、あるとき実演販売で鉄板の上できんつばを焼いて作っているのを見て以来、きんつばも食べられなくなったといい「タイ焼きだって鉄板のようなものの上で焼くし　きわめて二重焼きに近いと思うのだけど好物　なんやねんその線引きは…」とツッコミをつづった。そして「“その線引きはなんやねん” ってこともききたくてしゃべってほしいなあって思います」とコメントしている。