1度乳がんの手術を拒否した妻「がんは悪性度が高く、しぶとかった」

提供:Ameba News/ブログ発

20代で乳がんを患った妻・千恵さんが、みそ汁づくりを通して幼い娘に生きる力を伝えようとしたノンフィクション『はなちゃんのみそ汁』(文藝春秋)の著者・安武信吾さんがアメブロを開設。2008年7月に千恵さんが死去してから15年。ブログでは、大学生になった娘との日常を中心に、千恵さんが生前につづったブログを振り返りながら発信している。

1度乳がんの手術を拒否した妻

8月31日に更新したブログでは、乳がんを発症した妻・千恵さんが北九州市立医療センターに入院した時の事を回想し「手術前日、千恵の姉が泣きながら僕に電話をかけてきた」「千恵が手術を拒否し、退院するというのだ」とつづった。

千恵さんは「頑固な一面があった」と述べ、両親や兄弟は「言い出したら聞かない彼女を説得できず、あきらめて、長崎県大村市に帰った」といい、この時、安武さんは職場に事情を話して病院に駆けつけたと振り返った。

【画像】安武信吾さん

■病院に駆けつけ妻と対話

同ブログでは続けて「僕は手術をしてほしい、とは言わなかった(言えなかった)」というが「退院したら一緒にバンクーバーに行こう。雄大なロッキー山脈を車で走ろうな」と未来について話し、最終的に千恵さんは手術を受けたことを明かした。

「手術は成功したが、千恵のがんは悪性度が高く、しぶとかった」「千恵25歳。抗がん剤との長い付き合いが始まった」と振り返り、ブログを締めくくった。

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編集AmebaNews編集部

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