キャスリーン・フェリアー
きゃすりーん・ふぇりあー声楽家
1912年4月22日、英国ランカシャー生まれのコントラルト歌手。1953年10月8日、ロンドンにて没。初めピアニストとして音楽活動を始め、20歳を過ぎてからJ.E.ハッチンソンにその声を認められ、声楽のレッスンを始めた。1942年、マルコム・サージェントの勧めでプロの歌手になる決心を固め、コンサート歌手として活躍を開始。1946年、グラインドボーン音楽祭で初演されたブリテンの「ルクリーシアの凌辱」のタイトル・ロールを歌い、オペラ・デビューを果たす。1947年、名指揮者ブルーノ・ワルターと出会い、マーラーの「大地の歌」や「亡き子をしのぶ歌」の名唱を残した。コントラルト特有の深い豊かな響きの中に、清冽で気品が漂う歌唱は絶賛されていたが、病気のため41歳という若さで世を去った。
- 出身地
- イギリス・イングランド
- 誕生日
- 1912年4月22日
- 星座
- おうし座