光熱費を節約したい!光熱費を年間「10万円」節約することはできるのでしょうか?

光熱費を節約したい!光熱費を年間「10万円」節約することはできるのでしょうか?

3月24日(月) 21:20

電気代やガス代が年々高くなり、「どうにか光熱費を抑えたい」と感じている方は多いのではないでしょうか。家計にじわじわと効いてくる光熱費。もし、年間で10万円も節約できたら…それだけで家計に大きな余裕が生まれますよね。 本記事では、現実的に光熱費を年間10万円節約できるのかどうかを解説するとともに、すぐに始められる具体的な方法や契約プランの見直し方などを紹介します。 本当に光熱費は年間10万円も節約できるのか? まず気になるのは、「年間10万円の節約が本当に可能なのか?」という点です。これは家庭の人数や住居環境によっても異なりますが、目安としては月々8000〜9000円ほどの節約ができれば、年間10万円に到達します。   総務省の家計調査「家計収支編 二人以上の世帯 2024年」によると、二人以上世帯の光熱・水道費の平均は月2万3110円。そこから4割ほどカットすることになるので、簡単な道ではありませんが、不可能ではありません。   実際に、 ●電気代を月3000円 ●ガス代を月2000円 ●水道代を月1000円 ●契約プランの見直しで月2000〜3000円 このように複数の対策を組み合わせることで、目標に近づけることが可能です。   すぐにできる節約術!電気・ガス・水道別に解説 光熱費の節約は、日々のちょっとした工夫の積み重ねがカギです。ここでは、電気・ガス・水道の3つに分けて、今すぐできる節約法を紹介します。 【電気代の節約】 ●冷暖房の設定温度を見直す:冷房は28℃、暖房は20℃が推奨されています。 ●エアコンのフィルター清掃:汚れを取るだけで消費電力を削減。 ●LED照明に切り替える:白熱灯よりも消費電力が大幅に少ない。 ●待機電力を減らす:使っていない家電の主電源はオフに。 【ガス代の節約】 ●シャワー時間を短くする:1日5分短縮すれば、月に約1000円の節約に。 ●お湯の設定温度を見直す:42℃から40℃にするだけでも効果あり。 ●ガスコンロの火力を中火に:強火よりも効率的に加熱可能。 【水道代の節約】 ●節水シャワーヘッドの活用:年間で数千円〜1万円の節約に。 ●食器洗いの工夫:ため洗い+水を出しっぱなしにしない。 ●トイレの水量調整:2回流す癖がないか見直しが必要。   契約プランの見直しも大きな節約につながる 光熱費を節約するうえで見逃せないのが、電気やガスの契約プランの見直しです。2016年以降の電力自由化・ガス自由化により、今では多くの選択肢が存在します。   電力会社を乗り換えることで、使用量が多い家庭では年間で1万円以上の節約ができるケースもあります。また、電気とガスを同じ会社にまとめる「セット割」を使えば、さらに割引が受けられる場合もあります。   ポイントは、「現在の使用量に合ったプランを選ぶ」こと。料金シミュレーターを使えば、自分に最適なプランを簡単に見つけることができます。ただし、契約期間や解約手数料などの条件には注意が必要です。契約変更の前には、必ず細かい条件を確認しましょう。   無理なく続けて、年間10万円の節約を目指そう 光熱費の節約は、決して一時的な我慢ではなく、「日常生活の中で無理なく続けられる工夫」がカギです。一気にすべてをやろうとすると疲れてしまいますが、できるところから少しずつ始めてみましょう。   まずはシャワーの時間を短くしてみる。次にLED照明に交換する。さらに慣れてきたら契約プランを見直す。こうしてステップを踏んで取り組めば、自然と節約が習慣になります。   また、光熱費の節約は環境にもやさしい行動でもあります。節約しながら、地球にもやさしい暮らしができるというのは、嬉しいポイントですよね。   年間10万円の節約は、ちょっとした意識と工夫で十分実現可能です。今日からできることを一つずつ始めて、家計と地球にやさしい生活を目指しましょう。   出典 総務省 e-Stat 家計調査家計収支編 二人以上の世帯 2024年 経済産業省資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約 経済産業省資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約 風呂給湯器   執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー 【関連記事】 エアコンの「電気代」と灯油ストーブの「灯油代」、1ヶ月でいくらかかる? 毎日「シャワー」と毎日「お風呂をためる」のとでは、結局どちらが節約になる? エアコンを「10時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 電気代を抑える方法も紹介

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