ニコラス・ガリツィン（「アイデア・オブ・ユー大人の愛が叶うまで」）とビル・スカルスガルド（「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」）が、Netflixの新作映画「モスキート・ボウル（原題）」に主演することがわかった。

米Deadlineによれば、本作は「パトリオット・デイ」「キングダム見えざる敵」のピーター・バーグが、バズ・ビッシンガー著のベストセラーノンフィクション「The Mosquito Bowl: A Game of Life and Death in World War II（原題）」をもとに映画化。原作は、1944年のクリスマスイブに沖縄上陸作戦の訓練中だった第4海兵連隊と第29海兵連隊の間で行われたアメリカンフットボールの試合「モスキート・ボウル」と、元オールアメリカンやNFL候補選手だった若い海兵隊員たちのその後の運命を描いた作品だ。

試合の数か月後、「モスキート・ボウル」に出場した選手65人のうち15人が沖縄で戦死した。Netflixの新作は真珠湾攻撃後、海兵隊に志願したカレッジフットボールの元スター選手4人に焦点を当てる。脚本はバーグと「レヴェナント蘇えりし者」「ツイスターズ」のマーク・L・スミスが共同で執筆。バーグが監督を務め、アメフト映画「プライド栄光への絆」で組んだブライアン・グレイザーと共同プロデュースする。

バーグが監督したNetflixのリミテッドシリーズ「アメリカ、夜明けの刻（とき）」（テイラー・キッチュ主演）は今年1月に配信スタートし、Netflixのテレビ（英語）部門で世界ランキングトップ10内に4週連続でランクインした。

「アイデア・オブ・ユー大人の愛が叶うまで」や「赤と白とロイヤルブルー」でブレイクしたガリツィンは、アマゾンMGMスタジオとマテル・フィルムズによる新作「マスターズ・オブ・ザ・ユニバース（原題）」に主演しており、2026年6月5日に全米公開予定。

「ITイット “それ”が見えたら、終わり。」のペニーワイズ役で知られるスカルスガルドは、ロバート・エガースが監督した大ヒットホラー「ノスフェラトゥ」でニコラス・ホルト、リリー＝ローズ・デップと共演しており、5月16日から日本公開される。

【作品情報】
・ ノスフェラトゥ

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