離れて暮らす孫が、高校を卒業! 卒業祝い「3万円」は多い? 祖父母が悩む「卒業祝い」の相場とマナーを解説

離れて暮らす孫が、高校を卒業! 卒業祝い「3万円」は多い? 祖父母が悩む「卒業祝い」の相場とマナーを解説

4月15日(火) 19:40

春は卒業や入学など、人生の大きな節目が重なる季節です。孫の卒業祝いに特別なお金を包もうと思っても、「3万円は多すぎるかも」「もう少し出してあげたほうがいいのかな」など、具体的な金額に悩む祖父母は少なくないようです。 本記事では、卒業祝いの金額相場と渡し方のマナー、さらに現金以外のプレゼントのアイデアまで、総合的に考えてみたいと思います。

卒業祝いの相場はどれくらい?

卒業祝いに包む金額の相場は、基本的には「血縁が近いほど」「贈られる側の年齢が高くなるほど」金額も高くなると考えて差し支えないでしょう。一般的には、孫へ贈る卒業・入学祝いの相場は1~5万円とかなり金額に幅があります。
 
これは贈られる側の孫の年齢を考慮していない金額ですので、「孫に3万円」は小・中学生の卒業祝いとしてはやや高め、高校・大学の卒業祝いとしてはちょうどよいか、少し低いといえるかもしれません。予算や家庭の事情を踏まえて、無理のない範囲で子どもの門出を祝う気持ちが大切でしょう。
 

「孫に3万円は多すぎ?」判断のポイント

3万円を多いと感じるか、少ないと感じるかは、孫の年齢や家族の経済状況、そしてお金の使い道によって大きく変わります。
 
孫本人にあげる場合、孫が小・中学生であれば3万円は金額が大きすぎて使い道や管理に困ることもあるかもしれません。一方で、高校生や大学生であれば、日々の学生生活で必要なお金も多くなる時期なので、3万円は「大変助かる」と感じてもらえるのではないでしょうか。
 
もし「多すぎるのでは」と心配な場合は、現金1~2万円にプラスして、文房具や商品券などの品物を添える方法もあります。逆に「もっと応援してあげたい」という気持ちが強いなら、3万円より上の金額を用意しても構いません。
 
ただし金額が大きくなるほど、お礼やお返しなど受け取る側の負担も大きくなるでしょう。
 

現金以外のプレゼントで喜ばれるアイデア

「金額に悩むくらいなら、現金ではなく必要なものをプレゼントする」という考え方もあります。
 
例えば、中学校や高校の卒業祝いには名入れのボールペンやUSBメモリなど、学業に役立つアイテムが人気です。大学進学や就職を控えているなら、時計や名刺入れのように新生活をサポートしてくれる実用品が喜ばれるでしょう。
 
あるいは思い切って、旅行券や体験型ギフトなど「経験を贈る」というスタイルも、思い出に残ってよいかもしれません。
 

まとめ

卒業祝いで最も大切なのは「お祝いの気持ちを形にして伝える」ことです。金額の大小だけにこだわらず、相手が今本当に求めているものや、今後の生活に役立ちそうなアイテムを考えてみましょう。
 
結果的に3万円がちょうどいいという人もいれば、1万円や5万円など別の金額がしっくりくる人もいるはずです。ぜひ家族と相談しながら、心に残る卒業祝いを贈ってみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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