メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第527回をよろしくお願いします。
ユニクロのTシャツ全部買ってレビュー
ユニクロでTシャツを買おうにもどれを買えばいいかわからない……そんなふうに思ったことはありませんか?
あまりにも型数が多いユニクロ、今回はユニクロのTシャツ全部買ってレビューしてみました!ぜひご覧ください。
★トレンド感あるシルエットと快適な着心地!
・エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ/5分袖1990円
・エアリズムコットンクルーネックTシャツ1990円
・エアリズムコットンボーダーTシャツ1990円
・エアリズムコットンオーバーサイズボーダーTシャツ1990円
シルエット的にはやや緩め、生地としては少々厚みを感じるかと思いますが、着心地はドライタッチで快適。数あるユニクロTシャツの中で最もバランスが取れているのがこちら、ユニクロUラインで長年定番として展開されているオーバーサイズTシャツ。
スタンダードな提案が多くの人に支持されているのでしょう。トレンド的な要素でややシルエットは緩めに寄っているものの、どんなアイテムやテイストとも合わせやすく文句のない完成度となっています。
ここで注意してほしいのが「エアリズムコットン」シリーズは実は2種類ありまして。今紹介しているのは「ユニクロUライン」のエアリズムコットンです。後述しますが、ユニクロがインラインとして展開しているエアリズムコットンも存在するので混同しないように。
まるでスポーツウェアのような快適さ
表はコットン糸、裏はエアリズム糸を使うことで見た目の高級感と着心地の快適性を両立したアイテム。
スポーツウェアのような快適さがあるので、南国化している日本の真夏でも重宝します。何年も定番で出しているだけにカラー展開も豊富でボーダーや長袖バージョンなどのバリエーションも多彩。
ユニクロ史上最も売れているTシャツですから、未体験の方はこの完成度をぜひ試してみてください。
★やや肌着に近い仕様とシルエット
・エアリズムコットンクルーネックT1290円
ややこしいのが「エアリズムコットン」と言っても2種類あること。ユニクロUラインと違い、こちらはユニクロオリジナル、インラインバージョンです。ユニクロUと大きく違うのがシルエット。
こちらの方がややスッキリとしたジャストフィットの仕様に。また、「エアリズムコットン」と書いているくせに素材も違います。こちらは先ほどのタイプと比べると薄く、肌着に近い感触。
細めのシルエットで大人な印象
首元のバインダーもタフな仕様になっており、肌着としてヘビーに使うこともおそらく想定しているものでしょう。もちろん純粋な肌着ではなく、夏の1枚着や春秋のインナー用としても提案されていますが。
ビッグサイズが苦手な方や肌着としても使いたいヘビーユースをされる方はこちらを選ぶといいかも。シルエットは細めに仕上げてあるので好みはあると思いますが、こちらのほうがやや大人な印象があります。
★シルエットにこだわった猛暑用Tシャツ
・ドライEXUVカットTシャツ長袖1990円
・ドライEXクルーネックTシャツ1990円
こちらもややこしくて「ドライEXTシャツ」と言ってもなんと2種類あります。ユニクロが公式で謳ってるわけではないですが、おそらく「おしゃれ着用」と「スポーツ用」に分けられています。
こちらは「おしゃれ着用」のほうですね。元々ドライEXは長らくスポーツ用途で支持されていました。ユニクロの数あるTシャツの中でも最も快適さに富んでおり、見えないほどの小さな穴「マイクロメッシュ」が開けられている通気性抜群の一枚。
ランニングウェアなどに使う人も大変多く、私も長年これを愛用しています。汗が素早く乾くし、軽いし、快適そのもの。
スポーツ用ドライEXを普段着用に改良
そして、昨今、温暖化著しく日本の夏はすっかり南国化してまいりました。そんな中、「猛暑に耐えられる快適なTシャツが欲しい」という需要が出てきたのでしょう。そこで開発されたのがこのスポーツ用ドライEXを改良した「おしゃれ着用ドライEX」というワケ。
素材は光沢感が強すぎたスポーツ用を改良し、起毛感をつけ光沢を抑えめに。さらにシルエットは今風のボクシーシルエットに整えているため、スポーツ用のような変な着丈の長などがありません(スポーツ用は屈伸運動時に背中などが出ないように普通着丈を少し長くする)。
色展開もトレンドを意識したニュアンスカラー。猛暑の快適さが気になると言う方はこれ一択でしょう。
★スポーツ用に特化した「最高の機能Tシャツ」
・ドライEXクルーネックTシャツ1990円
そして、こちらが運動用の本来のドライEX。外着として使うと少々テカテカした素材感が気になるはず。
快適ではあるのですが、使用はスポーツの際などに留めておくのがおすすめです。
★ユニクロ史上一番安いTシャツ
・ドライカラークルーネックTシャツ590円
実はおすすめのドライカラーTシャツ。
細いシルエットで筋肉質に見せてくれる独特のパターン。そして、コットンにしか見えないけれど実は合繊を使っており、耐久性が高くシワがつきにくい機能的な素材。何より値段が異常に安く、色違いで揃えたくなる魅力。
個人的にユニクロのTシャツの中でもトップクラスに気に入っているアイテム。特にオーバーサイズに飽きた大人の方などにおすすめです。細い、とはいうもののぴったり体のラインが出るようなこともなく、程よく肩幅などはゆとりを持たせています。今のトレンド感でも変に感じることはないので安心。薄手で涼しく快適で、コットン見えする素材のわりに速乾性もあり、おすすめです。
★ユニクロ史上一番耐久性が高いTシャツ
・クルーネックTシャツ1500円
数あるユニクロTシャツの中で最も耐久性が高いのがこちら。
ガッシリと厚手のタフな作りで、首元のバインダーも叩きつけで縫い付けられており、何度洗ってもヨレることはありません。アメリカンな素材感なのでガシガシ使って何年もかけて柔らかくしていくようなイメージ。
余談ですが、コレ私がよく行く整体の「施術着」として使われていました。お客さんが着て、その度に洗って乾燥機かけて……を繰り返すわけですが、だからこそタフな素材や作りが好まれる。だから選ばれてるわけですね。
ガッシリとした素材で何年も使いたいという人には最適です。
★何気に一番お得かもしれない
・クルーネックTシャツ7分袖1990円
今シーズンのみの展開ですが、こちら7分袖。肉感も程よくシルエットもバランスのとれた1枚です。
7分袖は長袖と半袖の中間ですから、夏に着ても冬のインナーに着てもさほど違和感がない。シーズン問わず着用できるTシャツを欲しがってる人には最適です。
★驚くほど安価で買える「往年のユニクロ名作」
・スーピマコットンクルーネックTシャツ1990円
こちらは往年のユニクロ名作スーピマTシャツです。
他アイテムと比べると光沢感が強く、高級な印象。シルエットは程よい細身で着回しやすいです。ただし、素材はやや脆く、洗っていくとシワ感がついてきて……くたびれるのがほかより早いかなという感じ。
本来、この価格では絶対に手に取れない高級素材ですが、ユニクロは大規模な買い付け契約をしており、コストを下げることができているそう。脆くても光沢重視の高級感を求める方ならおすすめです。
★トレンドに合わせた肉感あるビッグサイズTシャツ
・オーバーサイズキリカエTシャツ1990円
最後はこちらも今季のトレンド品。今のトレンドに合わせたデザインとタフな素材感が特徴。
かなりのビッグシルエットなので好みはあるかと思いますが、大きなサイズでタフなアメリカ古着のようなイメージで探しているならおすすめです。
以上!ユニクロのTシャツ全部レビューでした!
【MB】
ファッションバイヤー。最新刊『ロードマップ』のほか、『MBの偏愛ブランド図鑑』『最速でおしゃれに見せる方法 』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Xアカウント:@MBKnowerMag)
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