一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。今日はデイケアの日。いつものように朝食を届けに行ったまる子さんは、義母から「今日、休むから」と、突然のお休み宣言をされてしまいました。義母がデイケアに行くつもりで予定を詰め込んでいたため、予定が狂って困ってしまいます。義母は「私のことは気にせずどうぞ動いてちょうだい」と言うものの、それが本音ではないのはあきらか……。でも、仕方がないので、まる子さんは義母の言う通り予定を変えずに動くことにしました。すると義母は、何度もまる子さんのところにやって来て「出かけていいです」とだけ言い残し、3食とおやつも完食。どう見ても元気そうな姿に、まる子さんはモヤッとしてしまうのでした。
今朝もまた、体調不良を理由に義母からデイケアのお休み宣言をされてしまったまる子さん。「私のことは気にせず」と義母は言いますが、自分のペースで家事ができず、義母がいることでやらないといけないことも増えるので、気にしないわけにもいきません。そもそも、家にいること自体がストレスになっていることなど、義母が気づくわけもなく……。さらに、義母自身がひとりでできると言っていた食事の準備も、あれこれお願いをされてしまい、結局はまる子さんがほぼやってしまう状態となり、何も負担は変わっていません。
なぜそんなに受診したくないのか……?
朝、リビングにやって来た義母がひと言。歩行器なしで歩いてきたのに……?

痛いなら無理せず歩行器を使えばいいと思うのですが。結局、毎回デイケアに行く直前でこれ……。病院には行かないと言うので、デイケアに行く兆しが見えません。

義母はこの状態をデイケアの人たちに心配されたいのか? 連絡帳で報告してほしいようです。

ご自分でどうぞと伝えると……。

連絡帳はあくまでも家族とデイケアのやりとりだからと言い、私に書けと言わんばかり……。面倒なので、そのままスルーしました。

が……! 午後になって部屋に行くと、そこには這って移動する義母がいました。過去2回、圧迫骨折をしたときと同じです。私は3回目の圧迫骨折を確信し、整形外科の受診をすすめますが……。

整形外科は薬が強いから行かないと言い張っています。症状が和らげばラクになるのに、なぜそんなに受診を嫌がるのか、私にはさっぱりわかりません……。
朝、リビングにやって来た義母は「デイケアに行く気はあるんだけれど、腰が痛くて立てないから休むわ」と言ってきました。最近、歩行器なしで歩くようになっていますが、腰が痛いと言い続けていて、デイケアもずっとお休み。痛いなら無理せずに歩行器で歩いたほうがいいのでは? と思うのですが。
どうやら義母は、ひどい肩凝りや頸椎と腰が痛いことを、デイケアの連絡帳に書いてほしいようです。でも、お休みのときは電話で理由を話しているので、伝えたいことがほかにあれば好きに書けばいいと義母に言うと「連絡帳は家族とデイケアとのやりとりだから」と、私に書けと言わんばかり……。心配されたいのかもしれませんが、病院に行くように言われて終わりのような気がするので、私からはあえて書かないことにしました。
そんなやりとりがあった日の午後。義母の部屋に入ったら、そこには這って移動する義母の姿がありました。この光景、前に圧迫骨折をしたときと同じです。というわけで、整形外科の受診を強くすすめますが、整形外科は処方される薬がキツイから嫌だと言って聞きません。薬がきつくても、症状が和らいだほうがいいのでは……? なぜそこまで受診を拒否するのか、私には理由がわかりません。
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過去2回の圧迫骨折時と同じ状態で這っていたのであれば、また圧迫骨折をしてしまった可能性は高いですね。これ以上ひどくならないよう、夫や義姉にも協力してもらってなんとか病院へ行ってほしいところ。自分の考えをハッキリ言えるのはいいことですが、頑固すぎるのは困りものですね……。
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著者:マンガ家・イラストレーター まる子
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