1990年代のメロディに彩られた音楽劇 SAKURACROSS PROJECT『NINETEEEEN GRRRLZ’99』（読み：ないんてぃーんがーるずきゅうじゅうきゅう）が、13日（日）まで東京・六本木トリコロールシアターで上演中。



舞台『リコリス・リコイル』や、『HUNTER×HUNTER』THE STAGEなど人気作を手掛ける気鋭の劇作家・山崎彬氏が描き下ろした本作は、女性キャストのみで描かれる“デタラメな世紀末エンターテインメント音楽劇”。「世界が終わる」と予言された1999年7月。予備校に通う生徒たちが、実際に終わってしまった世紀末の世界を行き来する物語。果たして、それは夢なのか、パラレルワールドなのか？ 劇中劇『滅亡☆19QQ』を軸に、現代（2025年）と過去（1999年）が交錯し、90年代のヒット曲とともに、観客参加型のインタラクティブな手法で展開される。



オーディションで選び抜かれた12名の女性キャストは、ミュージカル、アイドル、モデル、女優として異なるキャリアを持ち、舞台上で唯一無二の化学反応を生み出す。



主役を務める山口乃々華（ナツミ役）は、元E-girlsのメンバーで、『SPY×FAMILY』や『ジェイミー』で圧倒的な歌唱力を発揮するミュージカル女優。山崎氏が「強い意思を体現する」と絶賛する彼女は、物語の中心を担い、観客を世紀末の世界へ誘う。



水湊美緒（アユミ役）は元「#ババババンビ」のメンバーで、本作が舞台初挑戦。ポップな魅力とフレッシュな演技で、90年代カルチャーを生き生きと表現する。小山内花凜はモデル出身で、『ぼっち・ざ・ろっく！』の舞台で注目を集めた新星。透明感ある演技が、並行世界の物語に深みを加える。長月翠（ヒカル役）は「ラストアイドル」卒業後、女優として成長中。ミステリアスな魅力で、過去と未来をつなぐ役どころを情感豊かに演じる。北野瑠華（アミ）は元SKE48のメンバーで、舞台やメディアで活躍。力強いパフォーマンスがインタラクティブな演出にマッチし、劇中の音楽シーンで輝く。



12人のキャストは、益田トッシュのアレンジによる90年代ヒット曲と浅野康之の振付で、音楽とダンスを通じて物語を紡ぐ。山崎彬のインタラクティブな演出により、彼女たちの個性が際立ち、観客との一体感を生み出す。客席と舞台が一体となる演出は、まるで90年代ライブの熱狂を再現し、当時の世代には懐かしく、今の世代には新鮮に映るだろう。



SAKURACROSS PROJECT『NINETEEEEN GRRRLZ’99』



公演期間: 4月13日（日）まで

会場: 六本木トリコロールシアター（東京都港区六本木6-8-15）

キャスト（五十音順）: 北野瑠華、木村彩音、倉持聖菜、小山内花凜、窪真理チャカローズ、杉浦しづき、月山鈴音、長月翠、仲沢のあ、水湊美緒、まりゑ、山口乃々華

チケット: S席（特典付き・前方2列目以内確約）13,000円、A席9,900円（税込）



公式サイト: https://www.meijiza.co.jp/others/2025_04_01/

公式X: @19GRRRLZ_99