【写真】大きな口を開けてゴジラに襲いかかるビオランテ
BS松竹東急(全番組無料放送・260ch)では「ゴジラ 平成・VSシリーズ 怒涛の6番勝負!」と題して、4月14日(月)から「ゴジラ特集」を放送する。本記事では、特集前半に放送される3作品「ゴジラVSビオランテ」「ゴジラVSキングギドラ」「ゴジラVSモスラ」のあらすじや見どころを紹介していく。
■大森一樹監督の傑作「ゴジラVSビオランテ」
4月14日(月)夜8時からは、一輪の薔薇とゴジラ細胞から生まれた超怪獣・ビオランテが登場する「ゴジラVSビオランテ」(1989年公開)をノーカット放送。
遺伝子工学の権威・白神博士(高橋幸治)により、かつて日本を襲ったゴジラの細胞片・G細胞の分析が始まった。しかしバイオメジャーの工作で研究所は爆破され、研究結果とG細胞、さらに娘まで失ってしまう。その後、5年の月日が経ちゴジラが復活。対抗するため白神博士はG細胞と亡くなった愛娘、そして薔薇の細胞を融合することで新しい生命体・ビオランテを生み出す――。
「恋する女たち」などで一世を風靡した大森一樹監督が手掛け、“ゴジラ”の平成・VSシリーズ第1弾となる本作。各国のスパイたちの諜報戦やスピーディーな怪獣たちのバトルが繰り広げられ、娯楽要素満載の一作に仕上がっている。
さらに、博士が亡くなった愛娘の細胞を怪獣にしてしまう、という悲しき父親の姿を描いた“人間ドラマ”の要素も見どころの一つ。ちなみに本作は、5025本もの一般応募の中から選ばれた優秀作品をもとに作られたストーリーで、監督独自のアレンジが楽しめるのもポイントだ。
■怪獣がサイボーグ化して人類の味方に…「ゴジラVSキングギドラ」
4月15日(火)夜8時からは、ゴジラ最大のライバルと称されるキングギドラとの対決が描かれる平成・VSシリーズ第2弾「ゴジラVSキングギドラ」(1991年公開)をノーカット放送。
3人の未来人が日本の滅亡を阻止するため、“ゴジラ抹殺”を伝えに現れる。その後ゴジラが誕生する前の1944年にタイムワープし歴史を修正するが、現代に戻ると、そこには日本を襲うキングギドラの姿が――。
キングギドラのルーツが描かれる本作では、ゴジラに吹き飛ばされた首と翼が機械化されサイボーグとなった“メカキングギドラ”まで登場している。人類の味方となったメカキングギドラがマシンハンドでゴジラを拘束するシーンなど、サイボーグならではの戦闘は迫力満点。
また、未来人の一人・エミー(中川安奈さん)がメカキングギドラの首の付け根にある操縦室で操縦する様子にも注目したい。
■地球の運命を懸けた三つ巴の対決が繰り広げられる「ゴジラVSモスラ」
4月16日(水)夜8時からは、ゴジラとモスラ、さらに凶悪な“黒いモスラ”が激突する平成・VSシリーズ第3弾「ゴジラVSモスラ」(1992年公開)をノーカット放送。
巨大隕石が小笠原諸島沖に落下した影響で、海底で眠っていたゴジラが目を覚ました。一方、インファント島では日本の研究チームがモスラの卵を発見する。しかし日本に輸送される途中で、“コスモス”という小美人が“バトラの復活”を警告してきた。やがて卵からモスラが孵化し、バトラが復活。そして“三つ巴”の戦いの火ぶたが切って落とされた――。
平成・VSシリーズの中で、最大動員数を記録した本作。ゴジラと激闘を繰り広げるのは、1961年に単独デビューしていた巨大な蛾の怪獣・モスラ。「モスラ対ゴジラ」(1964年公開)ですでにゴジラと対決しているが、本作では新たな巨大蛾・バトラも加わり、よりスケールアップした闘いが繰り広げられる。
そんな本作では、横浜みなとみらい21や国会議事堂などを次々と破壊していく、迫力満点の演出が見どころ。さらに、身長15cmほどのモスラの味方・コスモス(今村恵子、大沢さやか)コンビによる活躍も、作品の魅力を高めている。
【関連記事】
・
【写真】モスラ、ゴジラ、バトラによる三つ巴の戦い
・
木下恵介監督書き下ろしのドラマ「おやじ太鼓」無料放送ガミガミおやじとその家族の日常騒動を描く傑作コメディ
・
千葉真一さんらが激しい殺陣やアクションを披露、忍の掟に生きる伊賀忍者衆を描く「服部半蔵 影の軍団」BS初放送
・
内海光司&佐藤アツヒロ、ゲスト・森脇健児と千葉県の海沿いをドライブ<こんなところでキャンパーズ! 4年目突入スピンオフ>
・
清楚系彼女に“負けっぱなし”のイケメンYouTuber彼氏に「おもろかわいいが大渋滞」の声【漫画】