97期生一番乗りなるか19歳・入谷響が「意識しすぎず」初優勝へ

入谷響がレギュラーツアー初Vへ王手(撮影:福田文平)

97期生一番乗りなるか19歳・入谷響が「意識しすぎず」初優勝へ

4月12日(土) 23:35

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<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン2日目◇12日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6585ヤード・パー72>

第1ラウンドを終えて首位と1打差の4位につけていたルーキー・入谷響が、第2ラウンドでは4バーディ・2ボギーの「68」でラウンド。単独首位に浮上し、初優勝に王手をかけた。



【連続写真】遠くで強く振って飛ばす入谷響のドライバースイング


「バーディをたくさん取れた点は、本当にいいプレーができていると思います。ただ、その反面、もったいないボギーが多いのが課題。そこをなくしていきたいという印象です。結果的に“68”で回れたこと自体は良かった」

出だしは連続バーディで好スタートを切ったものの、前半の3番から9番まではパットのショートが目立ち、思うように流れをつかめなかった。「セカンドショットの距離感やティショットのミス、マネジメントの部分もあると思います。でも、バーディを2つ取れていたので、ボギーはしょうがないかなという気持ちでプレーしていました」と、前半を振り返る。

それでも後半に入ると、一気にギアを上げた。5バーディ・1ボギーとスコアを伸ばし、リーダーボードの最上位へと駆け上がる。その中でも、パー5での積極的な攻めがスコアメイクにつながった。「今週はキャディの森本(真裕)さんとしっかり話し合いながら攻められているので、気持ち的にすごく楽にプレーできています。自分の中で(パー5を)狙っていく自信があまりないんですが、話し合えることで悪いイメージを抱きにくくなっています」と、キャディとの信頼関係がプレーを後押ししている。

「今週はグリーンのアンジュレーションが大きくて、つけちゃいけない場所に乗せるとすごく難しい。でも、ピン位置をある程度予想しながら練習できているので、だいぶ慣れてきたと思います」と、レギュラーツアーのセッティングにも順応してきている。

今季ここまで、ドライビングディスタンスは257.82ヤードで堂々の1位。「特別なトレーニングはしていなくて、自重でのスクワットくらい」と語るが、その飛距離は群を抜いている。「ティショットはまだブレているので、もっと安定すればさらに伸びる自信はあります。ただ、飛距離はあまり意識せずにプレーしたいです」と、“派手”さよりも安定感を重視。ただ、平均飛距離の目標については「300ヤードを目指したい。平均で265ヤードくらい出せるようになりたい」と力強く語る。

ルーキーとして、出場5試合目にして巡ってきた初優勝のチャンス。「優勝を目指してやるべきことをやるだけですが、そこを意識しすぎると自分のプレーができなくなってしまう。だからこそ、“目の前の一打”に集中していきたいと思います」。97期生一番乗りの優勝なるか。静かな闘志を胸に、最終日に挑む。


<ゴルフ情報ALBA Net>
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