翌日順延もウェルカム?安田祐香は“仕切り直し”に動じず「終わって良かった」

暫定首位に立っている安田祐香(撮影:福田文平)

翌日順延もウェルカム?安田祐香は“仕切り直し”に動じず「終わって良かった」

4月11日(金) 8:23

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<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン初日◇11日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6585ヤード・パー72>

先週、今季初のトップ10入りとなる7位でフィニッシュした安田祐香が、14番までに4連続を含む7バーディを奪い、7アンダーで暫定首位に立った。



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試合は午後1時57分に雷雲接近のために中断。そのまま再開することなく、午後2時30分にサスペンデッドとなった。出場108人中75人がホールアウトできておらず、アウトスタート、インスタートともに、最終組は8ホールを残している。

“このまま最後までやりたかった”。快調にスコアを伸ばしてきた選手がホールアウトできなかった際に口にする定番のフレーズだが、この日の安田は逆の言葉を口にした。「今から練習できるので、終わって良かったです」。これに続けて「流れは悪くなかったので、どっちもどっちかな」としたが、なかなか珍しいコメントだ。

練習したいのはティショット。「思うようにいっていないので、難しいんですけど、練習で何かヒントが得られればなと思います」。一方で、スコアを大きく伸ばせた要因は好調のパッティングだ。1番で3メートルを沈めてバーディ発進を決めると、3番では10メートル近いバーディパットを決めた。「長めのが入って、流れに乗れたかなって感じです」。続く4番から7メートル、5番1メートル、6番7メートルと面白いようにバーディパットが決まった。

傾斜が強く、大きなグリーンがコースの特徴。「きょうはタッチが良かったです。練習ラウンドで段の下から打ったり、ロングパットを多めに練習したのが良かったと思います」。難しいグリーンを攻略できたのは、事前の準備あってこそだ。

ルーキーシーズンの2020-21年は、デビュー15試合目の8位がプロ初のトップ10入り。これ以降、22年は8試合目、23年は7試合目、初優勝を飾った昨季は10試合目が初のトップ10入りだった。今季の4試合目は自身最速。「トップ10に入るのが一番早かったので、それはすごくいいことなんですけど、納得いくショットはまだ少ない。それをもっと増やすことができたらいいなと思います」。目標は前半戦のうちにツアー2勝目を手にすること。そのためには、手応えのある内容で結果を出したいところだ。

2日目は15番のティショットから22ホールの長丁場に挑む。第1ラウンドの残り4ホールでは、3度マークしているツアー自己ベスト「65」の更新もかかっている。しっかりショットを修正して、快進撃を継続する。(文・田中宏治)


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