婚活パーティーで出会って結婚した、まきさんとなお（なおまさ）さん。そんな2人は赤ちゃんを授かります。妊娠中、まきさんが母親との関係に悩んできた過去を知る親友で、育児ノイローゼを乗り越えた3児のママ・さきさんから、里帰りは苦労するのでは？ と心配されますがまきさんは楽観的でした。娘・ほのかちゃんを無事に出産したものの、里帰り生活が始まると不安は的中。母親から浴びせられる罵声に、我慢の多い日々だったのです。自宅へ帰宅するも、子どもができたことで夜勤のない仕事へ転職したなおさんが、有休でひと月家にいる日が続き、最低限の家事育児しかしない姿に苛立ちを覚えます。いざ、なおさんの仕事が始まると、まきさんはワンオペ育児と新型感染症のまん延に不安と孤独を感じることが増え、疲弊する毎日。そんな中、なおさんから夜のお誘いが……。
育児に対するすれ違いと妻の不安
私は、断れなくて流れに身を任せてしまったのです。
































相手が機嫌を損ねるのを恐れ、本当は断りたくても拒否できないまきさん。
なおさんから体を求められることを受け入れていた結果、2人目の妊娠が判明します。

妊娠を報告すると、喜んでくれるなおさん。
一方、まきさんは、今の育児でのすれ違いが、2人目が生まれることでさらに夫婦の溝を深めるのではないかと危惧します。

うれしいはずの2人目の妊娠ですが、表情が曇るまきさん……。
対して、なおさんは、そんなまきさんの変化に気づくことなく、あっけらかんと喜んでいて、夫婦の温度差が垣間見えました。

2人目が生まれるまでに、少しでも夫婦のすれ違いが解消されるよう、まきさんとなおさんがこれからの家事育児についてしっかり話し合えることを願うばかりです。
次の話を読む → 著者：マンガ家・イラストレーター きくちまき

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