【写真】子どもたちを巻き込みながら楽しくパンを作る草吉(阿部サダヲ)
今田美桜が主人公を務める連続テレビ小説「あんぱん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。4月7日からの第2週「フシアワセさん今日は」では、前週に引き続きヒロイン・朝田のぶと夫・柳井嵩の幼少期が描かれている。(以下、ネタバレがあります)
■漫画家・やなせたかしと小松暢夫妻が「アンパンマン」にたどり着くまで
連続テレビ小説、第112作目となる本作は「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしと小松暢夫妻をモデルにしたオリジナル作品。
戦前、戦中、戦後と激動の時代を生きたやなせと、やなせと共に生き、彼をけん引し続けた“ハチキンおのぶ”こと暢が、あらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでの人生を描いた物語。
主人公・朝田のぶ役を今田が、夫・柳井嵩役を北村匠海が務め、脚本は連続テレビ小説「花子とアン」、大河ドラマ「西郷どん」の中園ミホが担当している。
第2週目は、のぶ(永瀬ゆずな)の父・結太郎(加瀬亮)が亡くなった朝田家の奮闘ぶりにフォーカスした内容になっている。
■ヤムおんちゃん、再び登場
4月9日放送の第8回は、一度旅立ったかのように見えた草吉(阿部サダヲ)が再登場するところからスタート。
そして、のぶに「団子屋呼んで来い! あんこがなきゃ、あんぱんにならねえだろ」と言い、協力することに決めたのであった。
そして、1回きりの約束で、朝田家であんぱんを作ることになった。しかし、釜次(吉田鋼太郎)は不服顔。弟子の原豪(細田佳央太)が手伝うと「豪…」と小さな声でつぶやき、威嚇してみせた。
■パンの売れ行きは…
そして、団子屋の桂(小倉蒼蛙)らの協力を得て即席のパン窯を作り始める草吉。時には力強く、時には繊細にあんぱんを作り上げる姿が印象的であった。
そうして無事に焼き上がったあんぱんは、羽多子(江口のりこ)が「今日は特別に1つ2銭です!」と声を張り上げる。すると、あんぱんは次々と売れていくのであった。
■ついに最強タッグが、生まれた
そして、のぶは改めて草吉に頭を下げる。しかし、草吉は「1回きりと言ったはずだ」と突き返した。
その様子を見ていた羽多子は「私にパンの作り方を教えてもらえませんろうか」とお願い。そして釜次にも「ここでパン屋をやらせてほしい」と頭を下げる。そして、釜次はしぶしぶ了承するのであった。
しかし、翌朝、草吉はそっと朝田家を抜け出す。これには、全員が失踪したかのように思えたが、すぐに戻ってきて「こっちも、パンを焼くなら本気でやらせてもらう」と大荷物を持って登場。
一方、嵩(木村優来)の元には母・登美子(松嶋菜々子)からの便りが届いた…。
今回の展開に視聴者からは「ヤムおんちゃん、最高!」「ついにジャムおじさんとバタコの最強タッグが!」などの声が。果たして、朝田家はパン屋として大声するのか、注目だ。
◆文=於ありさ
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