【写真】ウエンツ瑛士、“セロリがマジで似合う男”に認定

料理家・食育インストラクターの和田明日香がゲストを招き、リラックスして“宅飲み”するようすを映すBSテレ東の人気番組「和田明日香とゆる宅飲み」(毎週火曜夜10:00～)。4月1日の放送では、俳優や歌手などオールマイティなジャンルで活躍を見せるタレント・ウエンツ瑛士がゲストとして登場した。あっけらかんとした和田と、驚くほど相性のいい掛け合いを見せてくれる。

■実は芸歴35年という大先輩なウエンツ瑛士

バラエティーを中心にさまざまな分野で活躍するウエンツは、気さくな人柄で知られる。今回も「身曾岐神社」の「みそぎ味噌」や「六趣醸造工房」の「六趣レギュラー(長芋焼酎)」といったお土産を渡したあとのひと幕で、さっそくいじられキャラなところを見せていた。

お酒に弱いため最初の一杯を「小さいビール」と注文したウエンツは、「ちょっとホントわがままで…」と遠慮がち。しかしそこに和田が「そうですね、ちょっとめんどくさい…」とこぼしたところ、素早く「聞こえてますよ。本人目の前で言うことじゃない…」とバッチリツッコミを入れる。

それでもまったく険悪な雰囲気にならないのがウエンツの良さ。和田が料理に取り掛かる際も、1人だけイスに座っているのを遠慮して「見てようかな」と立ち上がるところに人品が表れているというべきか。

ただウエンツは「見ているのが好き」というが、和田としても気を使わせているようで気おくれしてしまう。するとウエンツは「ホントは俺はここに炊飯器が置いてなかったらこうしてますね」とキッチンの真横に陣取るのだが、「いつもは(炊飯器)ないんですけどね…バリアとかじゃなくて！(笑)」と和田がもたらしたひと笑いをきっかけに自然と席へ戻っていた。

ウエンツに対しては、NHKの人気番組「天才てれびくん」に出演していた当時のイメージが強いという和田。「料理とかできるようになったんだね～」と感慨深い感想をもらすと、「それ俺今年40なのにまだ言われるわ…『大きくなったね』って！」とウエンツも笑う。

■几帳面さとルーズさを併せ持つのが人間

ウエンツが料理を始めたきっかけは、イギリス留学に行っていたころにさかのぼる。宿泊先の近くにはトルコ料理の店しかなく、「みなさんが人生で食べる分のケバブ、8周くらいしたと思う」というほど普段の食にバリエーションがなかったのだという。

とはいっても、普段は自分のためにだけする料理。サラダの葉ものを氷水にくぐらせたり、水気を切ったりといったひと手間はかけていないそうだ。和田から“やるとやらないで全然変わる”と聞いて、「そうなんだ…やろう」と初心者らしい素直な感想を漏らしていた。

今回はせっかくなので料理にも参加してもらおうと、長ねぎのみじん切りを頼む和田。まず長ねぎの上半分を斜めに切り、裏返して同じく斜めに切ると細かいみじん切りが簡単にできるとテクニックを伝授する。

「上半分を切る」という作業は意外に難しく、何度も「むずっ！」と悲鳴を上げるウエンツ。だが和田が作業途中で覗いてみると、ねぎには驚くほど均等に切り込みが入っている。ウエンツの几帳面さを目の当たりにして、和田は感心しきりだった。

だがそうした几帳面さは、普段の生活にまでは及んでいないようす。洗濯をするときは色物と白い衣服を分けない…という話から、かつて和田とウエンツが同じ教室に通っていたピラティス用の服を洗うときの話題に。普通に洗うととんでもない絡まり方をするらしく、和田と2人で「こんなにならない？」「出す時に『いつまで伸びんだ…』って」と盛り上がっていた。どうやら、ちょっと豪快な和田と話が合いそうだ。

帰り際も「お風呂沸いた？」と聞くなど名残惜しそうに席を立ったウエンツ。また番組の最後には和田も「あれ？何回か飲んだことある…みたいな錯覚」とこぼし、フランクに楽しめたことを明かしていた。

■「初めまして」ではない2人の微妙な距離感

実は同じピラティス教室に通っていたことで、「初めまして」ではなかった2人。ただ和田はウエンツに気づかれていないと思っていたらしく、ウエンツが「初めましてじゃないですよ」という言葉を準備していたという話に驚いていた。

ピラティスの姿勢の美しさを褒められた和田が「言われたことない」と驚くものの、ウエンツからは「だって声かけられないくらいの…般若みたいな感じでやってるじゃない！やってるときの顔が！」とツッコミが。顔を真っ赤にして「マジ恥ずかしいんだけど…」と崩れ落ちる和田の、珍しい表情が見られる回だ。

意外な共通点から話が大いに弾んだウエンツと和田。ゲストの再登場はまだない同番組だが、ぜひまた2人のかけあいが見たくなった。



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