2児の母、のむすんさんが自身や知人の過去の体験談をもとに描いたマンガ。38歳でパート勤めのみなこさんは、夫と小学生の息子と暮らしていました。ある日、大学時代の友人、るりあと偶然の再会をします。婚約していた彼氏にフラれた独身のるりあは、みなこさん一家に遭遇したときに、幸せマウントを取られたと勘違い。みなこさん一家を「壊したい」と考えます。そして、偶然を装いみなこさんの夫と接触し連絡先を交換。しかし、なかなか連絡してこないみなこさんの夫に業を煮やし、るりあから電話をかけるのです。

るりあは、みなこさんの夫を食事に誘いますが、返事は「家でみなこが食事を準備しているから行けない」というものでした。みなこさんが夫をしっかりと尻に敷いているからだろう、と思ったるりあは、そんな夫にみなこさんが裏切られたら……と想像し、内心楽しんでいる様子です。

「食事は今度にしましょう、ただ、ちょっとお願いが……」と、るりあはみなこさんの夫を誘い出しました。
よかったら、コーヒー飲んでいかれませんか？
































こんにちは。るりあです。

「ストーカーに付きまとわれてる」とみなこの夫にウソの相談をし、みなこの夫と会う口実をつくりました。

マンションまで送ってもらい、そのお礼と言って部屋に上がるように誘います。
しかしそのまま帰っていくみなこの夫。

もちろんよ、私だって本気で部屋に入れる気なんてないわ。
きっとみなこの夫は、私みたいにいい女に部屋に誘われた事実が頭から離れないんじゃないかしら。

そのうちすぐに私に夢中になるんだから。

－－－－－－－－－－－－－－－－－
女性から「ストーカーに付きまとわれている」と言われるとさすがに断ることは難しいですよね。しかし、みなこさんの夫と不倫する気はないるりあですが、自分の部屋に招くのはかなり大胆な行動です。今回も、みなこさんの夫はきちんと断ってくれて安心しました。

自分というものに相当自信があるるりあ。それは日々の努力によるものもあるのかもしれません。ただ、みなこさんにマウントを取られたとの勘違いから妻子ある男性で、しかも友人の夫をたぶらかそうと思うのはやめてほしいですね。


※このお話は体験談をもとに作成していますが、個人が特定されないように多少の脚色を交えています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者：マンガ家・イラストレーター のむすん

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