【写真】ひょっこり!“おっきな”てぷちゃんの後ろから顔を出す津田健次郎
普通のサラリーマンであるおじさんが“ねこ”に転生してしまい、飼い主である社長の家で過ごす姿を描いたTVアニメ『ねこに転生したおじさん』は2024年10月よりフジテレビ系「ぽかぽか」内にて毎週月曜13時台放送中(FOD・TVer・YouTubeほかで見逃し配信、放送1週間後から各種PFで見放題配信)。原作は、SNSを中心に話題を集め、2023年には「次にくるマンガ大賞2023」にてWebマンガ部門2位を獲得した人気作だ。今回WEBザテレビジョンでは、4月より本格的に登場する小説家・糸柳先生を演じる津田健次郎にインタビューを実施。作品にあやかった“ねこ”トークや、作品の魅力について話を伺った。
■ストーリーのゆるさが魅力の作品に「裏切らなくていいんだ……!」
――今回、糸柳先生を演じることが決まった時の気持ちを教えてください。
以前から色々なところで(糸柳先生に)似ていると言われていましたが(笑)、演じさせていただけると聞いた時にはありがたいなと思いました。似ているキャラクターをやらせていただくこともあるんだなと感じましたね。
――原作を読んでみていかがでしたか?
世界観がとても可愛くて、楽しく読ませていただきました。割とハードな作品に出演することが多いので、「裏切らなくていいんだ……!」とも感じましたね。演じる際には作品の雰囲気に合わせつつ、頑張っていこうと思いました。
――津田さんが思う、糸柳先生の魅力は?
やはり小説家なだけあり、淡々とした雰囲気やダンディーっぽさを感じていたんですけど、そういう人が猫にベタ惚れでふにゃふにゃしているというギャップが素敵なところだと思っています。
――では、『ねこに転生したおじさん』の魅力はどこにあると考えていますか?
シュールな展開ではあるんですけど、ストーリーのゆるさや面白さが良い具合にミックスされているので、読んだり観たりしていて癒されるし、クスッと笑えるところがいいなと思っています。
――本作ではさまざまな“ねこ”が登場します。津田さんがお気に入りの猫は?
てぷちゃんですね(笑)。すごくかわいいと思いますし、演じていて感情移入してくるんですよ。
――津田さんが思う、てぷちゃんの可愛いところを教えてください。
まんまるの目や、マイペースな猫たちの中でもより天然なところが可愛いなと思っています。
――そのことを、てぷちゃん演じる大橋彩香さんに話したことは?
実はまだ大橋さんにお会いできていなくて……。本当はお会いしたいですし「てぷちゃん〜!」って声もかけたいなと思っています。
――ちなみに、お昼のバラエティ番組「ぽかぽか」にて放送されている本作ですが、演じる際はどのような心構えで収録に臨んでいますか?
普段出演しているアニメと特に違いはないんですけど、ほわっとした作品なので、こちらも同じような気持ちでアフレコに臨んでいます。観ていて一緒に楽しんでいただければうれしいです。
――糸柳先生は落ち着いた雰囲気がありつつも、飼い猫のてぷちゃんに対してはデレデレしている……といったキャラクターです。演じる上で気をつけていることはありますか?
糸柳先生は裏切ったりするキャラではないので(笑)、作品特有のゆるい空気感を出すために、なるべくリラックスしながら演じています。
――糸柳先生を演じていて、津田さんが共感する部分はありますか?
やはり僕も猫が好きなので可愛いと思いますし、猫動画はたまに観たりしていますね。
■犬派?猫派? 作品ならではの猫トークも!
――津田さんは過去に猫を飼っていた経験があるとお聞きしました。
子どもの頃に飼っていたことがあります。すごく猫が好きなんですよ。
――猫を飼っていた頃の思い出で、印象に残っていることはありますか?
そうですね。一番心に残っているのは僕が小学校低学年くらいの頃ですね。当時はジャカルタに住んでいて猫を1匹だけ飼っていたんですけど、ほぼ放し飼い状態だったこともあり、最終的には面倒を見ることになった野良猫や子猫が8匹ほど増えていました。でも、元々飼っていた猫がかなり優秀で、子猫の面倒を積極的に見てくれて、こちらが何かせずとも全匹の統率が取れていたんです。猫によって性格も全然違っていて面白いなと思いましたね。
――なるほど。実のところ津田さん自身は犬派ですか?それとも猫派ですか?
猫ですね。犬も好きなんですけど、次飼うとしたら猫かな?と思いますね。
――『ねこに転生したおじさん』のように、もし動物に転生するとしたら何になりたいですか?
空を飛んでみたいので鳥になりたいですね。いつも気持ちよさそうだなと思って見ています。できれば高いところを飛んでいて、天敵が少なそうな鷹とかが良いですね。
――昨今では声優だけでなく、役者としても活躍されています。役者と声優は同じだと考えていますか?それとも、違う部分はありますか?
基本的に同じだと思っていますが、一番大きな違いは“自分のペースで演じていけるか”ということだと思っています。アニメは描かれたイラストをベースに合わせていくので、そこが大きく違うところであり、その違いはまた面白いところでもありますね。あとはジャンルによっても全然違います。実写ドラマでもコメディとシリアスな作品ではアプローチが違いますし、表現手法も少し変わってくるので。例を挙げると、リアリティのある作品の場合は表現することをあえて抑えたりしています。
――最近、ハマっているものや夢中になっていることを教えてください。
僕は餡子が好きでして。具体的にいうと「おはぎ」ですかね。おはぎって意外と手に入れるのが難しくて、デパ地下とか行かないと手に入らないこともあるので、より食べたくなりますね。
――最後に、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
とてもシュールだけど癒される……そんな作品ですので、まだ観たことがない方にはぜひ観ていただきたいですし、現在観ていただいている皆さんは引き続き楽しんでいただければと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
◆取材・文=渡辺美咲/ヘアメイク=浅津陽介/スタイリスト=井田信之
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