【写真】冷たいオーラを放つ宮世琉弥“氷室”
桐谷健太が主演を務めるドラマ「いつか、ヒーロー」(毎週日曜夜10:15-11:09、テレビ朝日系)が4月6日(日)より放送スタートする。
■腐った大人を叩きのめす、不屈の復讐エンターテインメント
同作は、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズ(2008〜2010年/フジテレビ)や、「BOSS」シリーズ(2009年・2011年/フジテレビ)などを手掛けた林宏司によるオリジナルストーリー。桐谷演じる、20年間消息不明だった謎の男・赤山誠司が、夢をなくしたかつての教え子たちと共に、腐った巨大権力を相手に痛快な復讐劇を繰り広げていく。
また、監督は「ムショぼけ」(2021年/ABCテレビ)や「あの子の子ども」(2024年/フジテレビ系)などを手掛けるアベラヒデノブが務める。
■宮世琉弥、長濱ねる、でんでん、板谷由夏、北村有起哉らが出演
物語を彩るキャストには宮世琉弥、長濱ねる、でんでん、板谷由夏、北村有起哉らが決定。
宮世は、赤山の前に立ちはだかる最強の敵・氷室海斗役。相手の弱みにつけこみ、徹底的に追い込むサイコパスな一面があり、赤山とその教え子たちを世の中から執拗に排除しようとする正体不明の男を演じる。
長濱は、赤山を支えるバディ的存在・樋口ゆかり役。赤山が20年前に職員として働いていた児童養護施設「希望の道」出身で赤山の教え子の一人であり、赤山の教え子探しや復讐計画に協力していく役どころとなっている。
でんでんは、赤山の過去と秘密を握っている大家さん・大原要蔵役で出演。金も仕事も身寄りもない赤山を自らの家に住まわせ、何かと面倒を見てくれる赤山最大の協力者であり物語のキーマンを演じる。
スクープ命の敏腕政治記者・西郡十和子を演じるのが板谷。テレビ局の政治部エース記者で、仕事の腕は超一流で政府与党の大物政治家に食い込む記者として業界で一目置かれている存在。あらゆる権力を掌握し日本社会を牽引する期待のリーダー、大企業「ドリームグループ」の会長・若王子公威をターゲットとし彼の懐に必死に食い込もうとする。
そして、そんな若王子を演じるのは北村。その独自の経営手腕は高く評価される一方で、手段を選ばぬ買収手法や経営手法が一部ジャーナリストに批判されているが、圧倒的な資金力と決して偉ぶらない愛着のあるキャラクターで支持を集めるカリスマ。赤山とも過去にただならぬ因縁を持つ人物として描かれる。
また、泉澤祐希、曽田陵介、星乃夢奈、駒木根葵汰が、長濱演じるゆかりと同じ赤山の教え子役を、小関裕太が板谷演じる十和子に振り回される部下でありながらも、自身も決して触れてはいけない世の中の悪に迫っていく、政治部記者・小松崎実役を演じる。
■「いつか、ヒーロー」第1話あらすじ
2005年3月。山々に囲まれた小さな町。児童養護施設「希望の道」の校庭では、卒業式が行われていた。それは子供たちのためではなく、カンボジアでの学校建設を理由に施設を離れることに決まった一人の職員・赤山誠司(桐谷健太)のために開かれたものだった。
親からの虐待が原因で養護施設に入所し一度は笑顔を失っていた5人の子供たちは、「希望の道」で出会った情熱あふれる職員・赤山と5年間寝食を共にし、本物の親子以上の深い絆で結ばれる関係になっていた。
恵まれないながらも将来に確かな夢を抱いている子供たちの姿を見て、大号泣する赤山。赤山はその日、子供たちが将来の夢を書いて封印したタイムカプセルを校庭に埋める。「人間は…なんにでもなれる。お前たちは、俺の夢だ」逆境にめげず、試練を乗り越えていこうとする子供たちは、赤山にとってまさしく“ヒーロー”だった。こうして彼らの確かな未来を信じ「希望の道」を後にするのだが、その直後、赤山は突然消息を絶つ。
そして20年後、再び帰ってきた赤山が目にしたのは、夢や希望を失い絶望の淵に立つ、変わり果てた教え子たちの姿だった。
――という物語が描かれる。
■「お前たちは俺のヒーローだ!」
公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、仰げば尊しを歌う子供たちを見つめる赤山からスタート。子供たちと無邪気にじゃれ合う赤山は、最後に「一緒に過ごした5年間で学んだ。人間はなんにでもなれる。お前たちは俺のヒーローだ!」と伝える。
しかし、「その後突然、消息を絶った男」という文字の後、白髪姿の赤山の姿が映し出される。
さらに、血まみれで倒れている人や、誰かに電話をかける氷室、真剣な表情の十和子や、野球のユニフォーム姿で笑顔を見せる若王子の姿と共に「この国に夢なんて無い」「奪ったのは誰だ?」という言葉が切り取られている。
【関連記事】
・
【写真】子供たちとじゃれ合う桐谷健太“赤山”
・
【写真】野球のユニフォーム姿の板谷由夏“十和子”、小関裕太“小松崎”
・
【写真】曽田陵介“瑠生”、「私はダメ人間です」というボードをかけられる
・
桐谷健太、宮世琉弥の“天然”回答に「そういうところがかわいいって言われるとこなんやろな」<いつか、ヒーロー>
・
【漫画】ほっこりする復讐漫画…虐待されていた猫が“復讐”するストーリーが話題「復讐の仕方が最高」の声