4月4日(金) 14:10
歌舞伎のチケットの値段は、公演や座席などによって異なります。参考までに、あるサイトで販売中の歌舞伎のチケット代金を、座席ごとにご紹介します(すべて税込み)。
●1等席:1万8000円
●2等席:1万4000円
●3階A席:6000円
●3階B席:4000円
●1階桟敷席:2万円
●1等席:2万3000円
●2等席:1万8000円
●3階A席:8000円
●3階B席:6000円
●1階桟敷席:2万5000円
このように、歌舞伎のチケット代は座席によって大きな差があります。上記の公演がおこなわれている劇場では、座席は以下のように配置されています。
●1等席:1階と2階の前方
●2等席:1階と2階の後方
●3階A席:3階の前方
●3階B席:3階の後方
また、劇場1階前方の左右に設けられた桟敷席は、特等席として人気があります。会場の客席表を確認したうえで、慎重に選ぶとよいでしょう。
「歌舞伎は初めてなのでまずは少しだけ見てみたい」という人には、一幕見席がおすすめです。
通常のチケットだとすべての演目を通して鑑賞することになりますが、一幕見席ならその中の一演目のみを鑑賞できます。1000~2000円程度で購入できるため、気軽に歌舞伎を楽しみたい場合はチェックしてみるとよいでしょう。
また、都内在住であれば「都民半額観劇会」が開催されるタイミングで歌舞伎を鑑賞するのもおすすめです。都民半額観劇会は1月・4月・7月・10月の年4回開催され、抽選形式となります。当選すると入場料の半額+入場券1枚あたり500円の手数料で歌舞伎を鑑賞できるため、お得に鑑賞できます。
初めて歌舞伎を見に行くにあたって、最低限のマナーを知っておくと安心でしょう。
まず、上演中は携帯電話やスマホの電源を切りましょう。「マナーモードにしておけばよい」と思う人もいるかもしれませんが、画面が光ってしまうと目立ってしまいます。また、上演中の私語は厳禁です。公演の感想を言い合いたいときなどもあるかもしれませんが、休憩に入るまで待ちましょう。
基本的に上演中の撮影・録音は禁止されているので、マナーを守って楽しんでください。
歌舞伎を見に行くときの服装については、特に決まりはないようです。着物でも、カジュアルな服装でも問題はないでしょう。
歌舞伎のチケットは公演や座席などによって異なるため、比較しながらチェックしてみるとよいでしょう。
「チケット代が高い」と感じるのであれば一演目のみを鑑賞できる「一幕見席」がおすすめです。1000~2000円程度で購入できるので「まずは気軽に歌舞伎を楽しみたい」という人は試してみるのもよいかもしれません。
歌舞伎は「携帯電話やスマホの電源を切る」「私語をしない」など基本的なマナーを守れば気軽に楽しめます。ご両親に喜んでもらえるよう、チケット料金やマナーをしっかり確認しておきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
【関連記事】
【要注意】「料金が未払いです」→「どうせ架空請求」と無視してたらまさかの「放置NG」だった!?