4月3日(木) 19:40
国税庁長官官房企画課の「令和5年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」によると、30~34歳の平均給与は431万円、35~39歳の平均給与は466万円です。ただし、男女別にすると以下のように変動します。
・30~34歳男性:492万円
・30~34歳女性:345万円
・35~39歳男性:556万円
・35~39歳女性:336万円
全年齢の平均は男女合計が460万円、男性は569万円、女性が316万円です。30代の平均年収は、全体と男性のみの結果で見れば全体平均より少ない結果ですが、女性は全体平均よりも多くなっています。
共働きで女性も働いている場合は、自身の収入から財布の購入費用を貯めている可能性があります。
また、周囲のママ友が自分の収入に加えて夫からも少し援助してもらっている場合、収入が平均より低くてもブランド物の財布を購入できる場合もあるでしょう。貯金をしたり購入方法を工夫したりして、少しでも安く購入できるように努力している可能性もあります。
2025年3月時点でのルイヴィトンの財布相場は、約5万~23万円です。ただし、財布の形や大きさ、種類によっては価格が変動する可能性もあります。また、miumiuの財布はコンパクト財布が約8万~13万円、長財布が約12万~15万円です。
仮にボーナスが100万円、月収が25万円で年収400万円だったとすると、財布を購入するだけで月収の半分以上が必要になります。
ボーナスを利用して購入する方法もありますが、家や自動車のローンなどでボーナス払いを使用して組んでいる場合は財布代までは回せない可能性もあるでしょう。こうしたときは、まず、妻に本当にブランド財布が必要なのかをよく話し合うことが大切です。
そのうえで妻がブランド財布をほしいと言うのであれば、お互いに工夫をして貯金をするといいでしょう。
目的を持って貯金をする際は、まず家計簿を見直しましょう。多く支出している項目があれば、節約することで購入費用に充てられます。いきなり多く節約しようとすると、生活が窮屈に感じる場合があるので、最初はできる範囲で実行しましょう。
また、毎月貯金する金額を決めておき、お互いの給料が入った時点でその金額を先に貯金用口座に入れてしまうのも方法の一つです。貯金用のお金を間違えて使うリスクを軽減できるため、効率よく貯金できます。
なお、これらの方法は、目標金額まで貯まってブランド財布を購入できたあとも継続することで、夫婦の老後の費用などの別の貯金に充てられるでしょう。
国税庁の調査によると、30代前半の平均給与は431万円、30代後半は466万円でした。全年齢の平均給与よりは低い結果です。そのため、共働きでママ友が自分でも稼いでいる場合は、自身の収入からブランド財布を購入している可能性も考えられます。
もし、自分の妻がブランド財布をほしいと言っており、夫婦の収入から考えると厳しいときは、よく妻と話し合うことが大切です。話し合った結果、妻がやはりブランド財布が欲しいと言うなら、購入のための貯金を始めましょう。
貯金をするときは、できるところから節約をすることがコツです。少しでも節約をすると、ブランド財布の購入につながるほか、将来のための資金作りもできるでしょう。
国税庁長官官房企画課 令和5年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-(21ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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