【画像で見る】壁に背中をつけて立ってみよう!『スマホ首』チェックテスト
スマホを見るときの姿勢を気にしたことがありますか?スマホをのぞく姿勢で首が前に傾くと、首への負担は5〜6倍にもなるといわれています。首や肩の不調がひどくなる前に、生活の見直しとストレッチで解消しましょう!
教えてくれたのは▷整形外科医 竹谷内康修先生
竹谷内医院院長。整形外科医とカイロプラクターの資格を持ち、首・肩の痛み、腰痛などに手技治療を取り入れている。著書に『頸椎症の名医が教える竹谷内式 首トレ』(徳間書店)ほか。
『スマホ首』チェックテストでNGに当てはまった人は首トレを毎日行なって!
首の後ろ側のストレッチで肩まわりの筋肉を、首の前側のストレッチで首筋の筋肉をほぐして、首の動きをスムーズに!
■【首トレ】首の後ろ側
手を耳の後ろに置いて、頭を斜め前に倒すことで、耳の後ろから肩にかけてしっかり伸ばしましょう。
1.首を前に倒してから右に向ける
背筋を伸ばしていすに座り、左手は座面のへりを持ち、右手は自然に太ももの上へ。首を前に倒したら、そのまま右に向ける。
2.右手で首を右斜め前に倒してキープ
右手を左耳の後ろに当て、右手で押しながら首を右斜め前にさらに倒す。左の首の後ろが伸びたら10秒キープ。一度、手の力を緩め、3回行なう。反対側も同様に。
左右各10秒キープ×3
■【首トレ】首の前側
1.手で鎖骨から肩を押さえあごを上げる
背筋を伸ばしていすに座り、左手で座面の前側を持つ。右手は左の鎖骨から肩に当て、肩が上がらないように上から押さえる。あごを上げて上を向く。
2.首を右に倒し左側の首筋を伸ばしてキープ
あごを上げたまま首をゆっくりと右に倒す。左の前側の首筋が伸びたところで、10秒キープ。一度、手と首の力を緩めて3回行なう。反対側も同様に。
左右各10秒キープ×3
■凝りがひどい人はこれでもOK
手で鎖骨から肩を押さえたほうが首はよく伸びますが、凝りがひどくて伸ばすのがつらい人は手で押さえずに、斜め上を向くだけでも効果アリ。
***
すこし伸ばしただけなのに、首ストレッチをすると伸ばしたところがじーんと温かくなり、スッキリしますよ!
撮影/布川航太ヘア&メイク/斉藤節子モデル/猪瀬百合イラスト/フクイサチヨ編集協力/山本美和
文=徳永陽子
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