4月2日(水) 23:15
練習をしまくっていてもなかなか上達しない人がいる一方、独自の練習法でどんどんスキルアップしている人もいる。両者の違いはどこにあるのだろうか? お金も時間も制限される中でシングル入りしたゴルファーにインタビュー。ハンディキャップ4の小倉晃知さん(59歳)に上達につながった考え方と練習法を教えてもらった。
【連続写真】45.5インチ、495グラムの3番アイアンで下半身リードが身に付いた!
◇◇◇
スキルアップのためにまず取り組んだのが、自分の弱点の把握。元々、野球をやっていたこともありスライスが当時の悩み。なぜ球がつかまらないのか自分なりに分析した結果、上体から切り返していると分かったんです。
この悪いクセを修正するため、知り合いのゴルフショップで3番アイアンのヘッドに45.5インチのスチールシャフトを挿してもらいました。このクラブで素振りとショットを繰り返してスイング作り。長くて重いクラブは手先だけではうまく振れません。
トップからフィニッシュまでスムーズに振り切ることを意識するだけ。「体のどこから動かそう」などと考えなくても下半身リードが自然と身に付きますよ。
もちろん、こういった特注クラブを用意するのは難しいと思います。竹ぼうきなどの重くて長いモノなら同様の効果を得られるので、スライサーは試してみてください。
◇◇◇
●今こそジャンボ尾崎のスイングが参考になる! 関連記事「ジャンボ尾崎は40年前から時代を先取り! 小さなメタルウッドで300Y飛ばす秘密とは?」では、ジャンボ軍団の金子柱憲がジャンボ尾崎の飛ばしの秘密を教えます。