江戸時代から続く伝統漁法を観光船から見学福山市の初夏の風物詩「鞆の浦観光鯛網」

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江戸時代から続く伝統漁法を観光船から見学福山市の初夏の風物詩「鞆の浦観光鯛網」

4月2日(水) 22:44

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観光船に乗って、江戸時代から続く伝統漁法で鯛を追い込む様子を見学する、瀬戸内海の初夏の風物詩「鞆の浦観光鯛網」が今年もやってくる。

福山駅から南へ14kmの瀬戸内海沿岸のほぼ中央に位置する、広島県福山市の「鞆の浦(とものうら)」。江戸時代には北前船の寄港地としても栄え、朝鮮通信使も幕府の慶賀などのために度々寄港するなど、国内外との交易で栄え、歴史に名高い旧跡や遺構も多く残されている。日本遺産にも認定された景勝地で、最近では、映画のロケ地や演歌の舞台となるなど、注目を集めている。

港町としても知られる「鞆の浦」は、400年前の江戸時代から「鯛しばり網漁法」が行われていた。初夏に産卵のため瀬戸内海に集まった鯛の群れを、6隻の船団で取り囲み、親船2隻がひく、長さ約1500m幅約100mの袋網に誘い込んだ後、網の入り口を交差させ、しぼり上げるように包囲して捕獲する網漁法。

そして、1923年にその「鯛しばり網漁法」を観光船に乗って間近で見物ができる第1回「鯛網」が挙行されて、現在まで続いている。

今年の「鞆の浦観光鯛網」は、4月26日(土)・27日(日)・29日(火)・5月3日(土)~6日(火)の7日間開催する。仙酔島桟橋から乗船して、所要時間は約1時間15分。鯛を取るさまを船上から見ることができる。時間は11時~(全日1回のみ)。

観覧料は、前売り券が大人(高校生以上)3000円、小・中学生1000円で、当日券が大人(高校生以上)3300円、小・中学生1300円(税込み)。

現在、チケット販売中。前売り券は全国のコンビニエンスストア(ローソン、ファミリーマート、セブン-イレブン)、福山駅観光案内所で購入できる。なお、4月開催分は4月24日(木)まで、5月開催分は5月1日(木)までの販売となる。

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