マッチプレー初戦で金星を挙げた西村優菜(撮影:GettyImages)
4月3日(木) 6:38
<T-モバイル・マッチプレー初日◇2日◇シャドークリークGC(ネバダ州)◇6765ヤード・パー72>
西村優菜が金星を挙げた。グループステージ初戦で世界ランキング6位のイン・ルオニン(中国)と対戦。世界133位の西村にとっては格上の相手だったが、終始試合を有利に進めて、3&2の快勝をおさめた。
ラウンド後、中継局のWOWOWのインタビューに応じ、「勝ちたいという気持ちでスタートしました。強い相手でしたけど、少し調子が良くなくて、運もあったと思う。前半は風が強い中で、ステディにいいゴルフができました」と一日を振り返った。
1番ホールのバーディで主導権を握ると、3番からは4連続でポイント奪取。その後は2ポイントを返されたものの、前半での大量リードに守られ、2ホールを残して勝利を決めた。
今季は開幕から調子が上がらず、出場5試合の最高成績は50位。日本ツアーを含めて、3戦連続予選落ち中だ。今回の勝利は、苦しむ24歳にとって再起のきっかけとなるかもしれない。
「集中力を切らさず、いい緊張感の中でプレーできたと思います。しっかり一日一日切り替えて、あしたも強い気持ちでラウンドできれば」。あすはツアー12勝を誇るキム・セヨン(韓国)と対戦する。2連勝を果たし、決勝トーナメント進出を大きく引き寄せたい。