【BL漫画】自分にはないものを持つクラスメイトが気になる…胸キュン必至のBLに「見て損なし」と反響
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、はやし燈さんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「嫌よ嫌よも、恋のうち」だ。3月24日時点で9000以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。今作は、単行本にもなっている作品。今回は作者のはやし燈さんに制作の背景を伺った。
■自分とは違う正反対のクラスメイトが気になる…
周りから嫌われないよう“みんなに好かれる自分”を演じている男子高校生の白良(あきら)。
ありのままの自分には価値がないと思い、努力をしないと蔑まれて孤独になってしまうと恐れていた。
そんな白良とは反対に、いつも教室でひとり勉強しほとんど誰とも喋らない雨宮(あまみや)。
白良は、自分を貫く雨宮が気になり複雑な感情を抱いていた。
ある日、雨宮がゲイだという噂を耳にした。気になった白良だが、雨宮と関わっていくうちに彼の優しさに気付き始める。
今作は、そんな2人が繰り広げる青春BLだ。
実際に漫画を読んだ人達からは「こんなに尊い漫画だったとは…」「天才的にキュンキュンする」「見て損なし」と、いった声があがっている。
今回は、作者のはやし燈さんに『嫌よ嫌よも、恋のうち』の制作について話を伺った。
■作者・はやし燈さんの創作背景とこだわり
――「嫌よ嫌よも、恋のうち」を漫画にしたきっかけや理由があればお教えください。
企画を立てる際、担当編集さんからファンタジーや学生ものなどおおまかなカテゴリの提案をいただきました。その中で、学生ものとして提出した企画が今作「嫌よ嫌よも、恋のうち」です。前作も学生もののBL作品だったので、今回は雰囲気を変えようと思い、押しの強い攻めの幸とネガティブで押されると逃げてしまう受けの白良のカップリングのお話になりました。(前作では受けの子の方が押しの強いタイプで、ラブコメっぽい雰囲気のお話でした。)
――今作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントはありますか?
攻めの幸の初登場時との見た目のギャップに驚いていただくことが多いので、そちらを見ていただきたいです。ものすごいイケメンという設定にしてしまったので、「かっこいいお顔に見えますように…!」と頑張って描きました。
――今作は多くの読者から反響がありましたが、率直な感想をお聞かせください。
とても驚きましたが、嬉しかったです。ご紹介いただいたり、キャンペーンに入れていただいたりと、読者さんの目に触れる機会を多く作っていただけたおかげだと思っています。また、思わず手に取りたくなるような可愛いデザインと、興味を惹く文言の帯のある表紙にしていただけたのもありがたかったです。
――普段漫画を描かれる際に、意識していることや大切にしていることがあればお教えください。
絵は丁寧に描くことを意識しています。
――はやし燈さんの今後の展望や目標をお教えください。
もう少し長めのお話にも挑戦してみたいです。
――最後に作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
「嫌よ嫌よも、恋のうち」を読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました!BLジャンルに絞っても沢山の作品がある中で、手に取っていただけたことがとても嬉しいです。また読みたいと思っていただけるような作品作りができるよう、これからも頑張ります。
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