トム・ホランド「スパイダーマン4」正式タイトルを発表! 「ブランド・ニュー・デイ」で新章へ

画像は「スパイダーマンノー・ウェイ・ホーム」

トム・ホランド「スパイダーマン4」正式タイトルを発表! 「ブランド・ニュー・デイ」で新章へ

4月2日(水) 8:00

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マーベル映画史上最大のヒット作のひとつとなった「スパイダーマン」シリーズの最新作について、主演トム・ホランドが待望の新情報を発表した。「スパイダーマン4」の正式タイトルは「スパイダーマンブランド・ニュー・デイ」に決定し、2026年7月31日に全世界公開されることが明らかになった。

この発表は、映画産業最大の祭典であるシネマコン(興行主の業界団体「シネマユナイテッド」主催)のソニー・ピクチャーズのプレゼンテーションで行われた。注目の監督に抜擢されたデスティン・ダニエル・クレットンが登壇し、ホランドはビデオメッセージで出演した。

「この作品に携わることは本当に光栄です」と語ったクレットン監督は、ピーター・パーカーという人物の持つユーモアと人間らしい葛藤に魅力を感じていると述べた。「世界トップクラスのクリエイターチームとともに、この象徴的なキャラクターの新たな旅を創造しています。スパイダーマンの動き、心揺さぶるストーリー、そして前例のない映像体験について、毎日チーム全員で熱く議論しています」と情熱を語った。

クレットン監督は、インディペンデント映画「ショート・ターム」でその才能を評価され、「シャン・チーテン・リングスの伝説」でマーベル作品初監督を務めた新鋭。自身の息子の最初の言葉が「スパイダーマン」だったというエピソードも披露し、この作品への特別な思い入れを感じさせた。

脚本は「スパイダーマンノー・ウェイ・ホーム」を手掛けたベテランコンビ、エリック・ソマーズとクリス・マッケナが続投。キャスト陣は、主演のホランドに加え、ゼンデイヤ(MJ役)とジェイコブ・バタロン(ネッド役)の復帰が報じられている。新たな顔ぶれとして、エミー賞候補にもなったドラマ「ストレンジャー・シングス未知の世界」のマックス役で人気を博した若手女優サディ・シンクの参加も発表された。役柄は明かされていないが、オリジナルコミックスの重要キャラクター、マリー・ジェーン・ワトソン役、あるいは「X-MEN」のジーン・グレイ役ではないかとの憶測も広がっている。

注目すべきは、これまでの「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」という「ホーム」シリーズからの明確な転換だ。ホランドは、「『ノー・ウェイ・ホーム』の結末で大きな伏線を残したので、『スパイダーマンブランド・ニュー・デイ』は文字通り新たなスタートを切ります。現時点ではそれ以上お話しできません」と語った。新タイトルは08年のコミックシリーズを参照していると見られている。

前作「スパイダーマンノー・ウェイ・ホーム」は世界累計興収19億ドル以上を記録し、歴代興行収入7位という驚異的な成功を収めた。同作の衝撃的なラストでは、ピーター・パーカーの存在自体が世界から消去されるという展開となり、新作ではその後の物語がどのように描かれるかに注目が集まっている。

本作はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の大型クロスオーバー作品「アベンジャーズドゥームズデイ」と「アベンジャーズシークレット・ウォーズ」の間に位置づけられる重要作。トム・ホランドは同時期にクリストファー・ノーラン監督の新作「オデッセイ(原題)」(2026年7月17日公開)にも出演する多忙なスケジュールを抱えている。

「スパイダーマンブランド・ニュー・デイ」の撮影は今夏からスタート予定。

【作品情報】
スパイダーマンブランド・ニュー・デイ

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