ガラガラの電車内で“わざわざ”隣に座ってきた女性。カップ麺を食べ始めた挙句“まさかの一言”に耳を疑った

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ガラガラの電車内で“わざわざ”隣に座ってきた女性。カップ麺を食べ始めた挙句“まさかの一言”に耳を疑った

3月31日(月) 23:51

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移動に欠かせない交通手段のひとつである電車。しかし、通勤や通学の時間帯は混雑するため、殺伐とした雰囲気がある。車内では譲り合いの精神を持って、お互い気持ちよく過ごしたいものだ。

今回は、“予想外”の出来事に遭遇したという2人のエピソードを紹介する。

“世界一のマンモス駅”新宿駅の乗り換えが難しすぎる

中田紗香さん(仮名・20代)は、仕事のために九州から上京。東京の人の多さと九州との雰囲気の違いに戸惑っていた。方向音痴なため、行き慣れない場所へ向かうことは一苦労だという。

「ふだん新宿駅で乗り換えているのですが、毎回うまくいきません。1度改札を出て乗り換えるときもあれば、乗り換え改札口にたどり着くときもあります……。きっと、降りたホームから改札へ向かう階段が違うのだと思うのですが、何度通っても覚えられません」

ある日、仕事の研修に向かう際、“乗り換え”に困ってしまったそうだ。新宿駅は乗降者数でギネスにも認定され、世界一のマンモス駅として知られており、常に大混雑。駅構内は複雑で、どこを通るにも“人とぶつからないように”と肩を縮めながら歩かなければならない。

「出口を間違えると迷子になりますよね。その日もすごい人でした。乗り換え改札口に着いたと思ったら、そこは“別の鉄道会社の改札”だったんです」

駅員の対応に心が折れかけた

中田さんは改札に入ってしまった。いつもと景色が違うことに違和感を覚え、「改札を間違えた」ことに気づいたそうだ。

「乗り換え口を間違えたことと、ICカードのキャンセルを駅員さんにお願いしました」

すると、“予想外”の対応をされたという。

「ここの改札じゃないから! あなたが乗りたいのはあっちですから!」

駅員の冷たい対応に中田さんは心が折れかけた。

「駅員さんは私のような人の対応を毎日していて、うんざりしているのでしょうけど、困っている人への対応は、もっとやさしい言葉をかけてほしいです」

車内はガラガラなのに隣に座ってきた女性

清水健一郎さん(仮名)は週に1度、特急列車に乗って通学していた。

「私は県外の大学に通っていました。4年のときは卒業に必要な単位は取得していたので、ひとり暮らしをやめて実家から通っていました」

平日のラッシュ時間を過ぎたころの特急列車はガラガラ。座り心地のよい席に座り、スマホゲームをしながら自分の時間を過ごしていたという。

ある日、ガラガラの車内に30代くらいの女性が隣に座ってきたそうだ。

「手にはお湯を注いだばかりのカップ麺を持っていました。座るや否や食べはじめたんです。私は『こんなに空いているのに、隣に座るんですか? しかもカレー味なんて臭いんですけど!』と言いたい気持ちを抑えていました」

すると、切符の確認をするために車掌が女性のところにきたという。「乗車券を拝見します」と声をかけられた女性だが、特急券を持っていなかったようだ。車掌が特急券の追加料金を請求すると、女性から出た言葉は“予想外”だった。

「そんなお金持っていません!」

「お金を貸してください!」と急に言われて…

「ないと言われましても」と車掌さん。次の瞬間、女性は清水さんに対してありえない要求をしたという。

「お金を貸してください!」

清水さんは「は?」と耳を疑ったが、女性が困った様子だったため、お金を貸すことにした。

「私は女性に『返してくださいね』と言いました。『今度返します。これが連絡先です』とメモ紙を渡されたんです。今思えば、知らない人にお金を渡した私もどうかと思いますよね」

友人には「それ詐欺じゃない?」と言われたという。清水さんは不安になり、メモ紙に記載された電話番号に連絡。案の定「この電話は現在使われておりません」とのアナウンスだった。

女性の名前も分からず、連絡先も使われていない。清水さんは“泣き寝入りをするしかなかった”と振り返る。

「大金ではありませんでしたが、今思い出してもイラっとします」

<取材・文/chimi86>

【chimi86】
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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