融雪剤に負けずにトライアンフでイベントへ参加!|『Octane』UKスタッフの愛車日記

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融雪剤に負けずにトライアンフでイベントへ参加!|『Octane』UKスタッフの愛車日記

4月1日(火) 3:11

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『Octane』UKスタッフによる愛車レポート。ジェームスがレストアから戻ってきた1965年トライアンフ2.5PIでクラシックカーイベントに参加した。

【画像】ジェームスが訪れた「ビスター・スクランブル」と「ウォルトン・ブリッジ・ブレックファスト・クラブ」のイベント(写真2点)


トライアンフが戻ってきて以来、いくつかのトピックスがあった。そのうちのひとつは、(こっそり白状すると)私にとって初めての「ビスター・スクランブル」だった。何故ゆえこれまで一度も参加していなかったのか、その理由は神のみぞ知る、だ。おそらく、せっかく参加するなら、それに相応しい車でしか行きたくなかったからだと思う。

当日は悲しくなるような天気予報が出ていたし、融雪剤が大量に撒き散らされていた。ロンドンからビスターまで凍てつく霧と雨の中を奔走したときも、そして会場に入るために濃霧の中で列に並んだときも、しかも急に硬くなっていくぬかるみの上に停車しているときでさえも、到底期待できるとは思えなかった。

しかし、そんな天気にもかかわらず、会場の雰囲気は素晴らしかった。知り合いにたくさん会えたし、ハガティ・クラブハウスの2025年版ブルマーケットのローンチの温かいもてなしを堪能し、終日楽しい時間を過ごすことができた。スクランブルのイベントは通常はもっと賑やかで活気があってより良いものだと、みんなが申し訳なさそうに私に言い続けていたが、私自身は今回十分満足していた。ならば全盛期にまた行ってみよう。今から待ちきれない。

もうひとつの初体験は、ロンドンの南、ウォルトン・オン・テムズとシェパートンの間にある「ウォルトン・ブリッジ・ブレックファスト・クラブ」のイベントに行ったことだ。日曜の朝7時なら自宅からたった30分で行ける場所だが、平日のラッシュアワーなら2~3日はかかるレベルだ。良い評判を何度も見聞きしていたので、行ってみようと考えた。天候にも恵まれ、たくさんの新しい車やオーナーに出会えて何よりだった。リバーサイドの会場は多数の車を収容でき、都会とは思えないほど絵になる。それに、敷地内のカフェが素晴らしい。

午前7時40分、私のトライアンフは、長期所有のMGBと、ロックダウン期間に購入されたというクラシックのエスコートのMk1に次いで3台目に到着した。その後、多種多様な車たちですぐに満車になった。そんな中、主役はルノー8だったようだ。にじみ出る魅力がその理由を物語っている。午前9時半には、犬の散歩やボート漕ぎの人などがクラシックカーの数より多くなってきたので、私は帰路につくこととした。近い将来、また訪問したいと思えるイベントだった。

それ以外はいつも通りだ。この車は絶好調で、ハンドルを握った瞬間に25年前の私に戻ったような気分に今もなれる。ボディのレストアをした箇所もとてもしっかりしていて見栄えが良い。完璧だ。


文:James Elliott
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