原作を超えた!?「社畜人ヤブー」で連続ドラマ初主演の新納慎也が“なりきりぶり”を自画自賛

「社畜人ヤブー」で薮隣一郎役を演じた新納慎也さん

原作を超えた!?「社畜人ヤブー」で連続ドラマ初主演の新納慎也が“なりきりぶり”を自画自賛

4月1日(火) 0:45

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那智泉見(なち・いずみ)さん著の同名コミックスを原作とするドラマ「社畜人ヤブー」が、2025年4月4日(金)から、毎週金曜22時半にBS松竹東急にて放送される。
【写真】薮が施す社畜教育とは…?薮役の新納慎也さんと倉良役の須賀健太さんの場面カット

「社畜人ヤブー」は、“仕事”と“人生”への向き合い方を問うBL(ビジネスラブ)の社畜ファンタジーコメディ。ここでは、そんな本作で“社畜人”薮隣一郎を演じて、連続ドラマ初主演を飾る新納慎也さんにインタビュー!出演の感想や役作りについて話を聞いた。
「社畜人ヤブー」で薮隣一郎役を演じた新納慎也さん


――まずは、今回の作品について教えてください。

【新納さん】僕は、働く社員を会社の歯車としてしか扱わない生粋のブラック企業である「ウェルブラックコーポレーション」の営業部二課・課長を務める薮隣一郎の役を演じています。この人が“ヤブー”です。彼は誇りを持って、自ら「社畜です」と言っているキャラクターです。会社のために尽くして生きることに命を懸けている。そしてその生き方を、部下に強要…というか、伝授していく。
【写真】薮が施す社畜教育とは…?薮役の新納慎也さんと倉良役の須賀健太さんの場面カット


お話の主軸は、社畜教育に四苦八苦する第二新卒の社員・倉良優一(須賀健太)なんですが、この倉良の成長物語であるとともに、薮と関わっていくなかで、部下たちの暮らしが変わっていく…というストーリー。基本的に薮自体はあまり変わらないのですが、視聴者の薮に対する見え方は変わっていくと思うので、お楽しみに…という感じです(笑)。とってもコミカルな感じです。でも、ゲラゲラ笑って、観終わったあとに、ふと「薮さんの生き方もありだな」って思っていただけることを目指しました。コメディ要素を楽しみつつ、そんなことも感じていただけたらと思っています。
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――原作を読まれてどんな感想をお持ちでしょうか?

【新納さん】おもしろかったです。原作は約10年前に出版されているんですけど、なるほど、10年前か…と。ちょうどこの10年で、世の中の“働き方”みたいなものが変わったと思うんですね。働き方改革の推進によって、いろいろなことが是正されたりしていて。でも、みんなの主張も大きくなったりして、僕はちょっと今、行き過ぎているんじゃないか…と思うことがあって。不満ばかりでは、何のために会社に入ったのだろう…と。そんな今だからこそ、10年ぐらい前の薮の考え方をドラマにすることで、現代の働き方について考えたり、ちょっと立ち止まったりすることができるのかなと。文句を言わずにがむしゃらに働く人もいたけど、それはダメなことだったのか…とか、そういうことを、薮を見ながら考えていただけたらと思います。
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――連続ドラマ初主演ということですが、オファーの際の感想を教えてください。

【新納さん】「なんで?」っていうのが最初の感想(笑)。すごく主役にこだわって…とか、「いつか主役を!」って思って演じてきていなかったんで。俳優って、それぞれ役割分担があって、主役をやる人は主役をやる役割だし、ほかにも嫌われ者の役とか、斬られ役とか、いろいろな役割があって、それらが集まった総合芸術がお芝居だと思っているんですね。そんななかで僕は、主役をやる役割だと思っていなかったので…。急にそれがきて「なんで?」でした(笑)。
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だからいまだに、「なんでなんですか?」って聞いているんですけど。キャスティングする人に「ずっと新納さんのファンでした」とか「実はあなたと血がつながっていたので」とか言われたら納得するんですけどね。いまだに明確な答えはいただけていなくて。「主演すんねん」って報告したら、うちの親も「なんで?」って言ってました(笑)。

でも、僕が被写体になったキービジュアルが出来上がったときには、原作のイメージにぴったりで「おお!」と思いましたね。それは僕の手柄というよりも、ビジュアルを作成されたデザイナーさんとカメラマンさんがスゴイ!ということなんですけど。なんだったら原画の薮より僕のほうがスタイルいいですからね(笑)。原作の薮を超えました(笑)!?
「社畜人ヤブー」メインビジュアル


――(笑)。そして、実際に薮隣一郎役を演じてみて、どうだったんでしょうか?

【新納さん】いや、もう楽しかったですよ。原作を読んだときから、薮のこと好きだな~って思っていたんですけど、僕が好きになったこの感じを、視聴者にもお届けできたらいいなとは思って演じていました。でも、監督の指示もあって、原作とは異なり、ドラマでは薮がハイテンションになる瞬間が多いんですね。原作ではクールなんですけどね。なので、ハイテンションになり過ぎて、気持ち悪く見えたらどうしようという懸念もありました(笑)。基本的にはやはり、すごく楽しく演じられたんですけどね。現場でも、カットがかかるたびに笑いが起きて。笑い声が入っちゃってNG…みたいなこともありました。須賀健太が笑っちゃって、「もう無理だよ」みたいな。
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あと僕は、毎朝同じ時間に起きて、スーツを着て、同じ電車に乗って、同じ職場に行って…というのが無理だなと思ったから、俳優の道を選んでいるんですけど、ここにきて、いいスーツを着ていい靴を履いて、高層ビルのオフィスに通勤する人生ってカッコイイなって思い始めました。そうしたビジネスパーソンのこと、車での移動中とかについ見てしまいますね。
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――そうなんですね。ちなみに、次の質問で“役作りの苦労”をお聞きしようと思っていたのですが、先ほど話されていた“ハイテンションで演じる”というのは、苦労された部分でもあるんでしょうか?

【新納さん】苦労ってほどではなかったですね。わりとハイテンションな役が多いですし、自分自身、普段からちょっとテンション高めなので。

実は最初にみんなで集まって本読みをしていたとき、僕は原作の通りにクールな薮を演じたんですけど、僕自身、おもしろくないなと思って。物語が回っていかない、転がらないな…と。そしてその原因はたぶん、僕だなと。漫画と実写では見え方が異なりますし、監督も「やっぱり薮が引っ掻き回し役じゃないとね」と話していたので。僕も「そう思います」となって、それでハイテンションな演じ方になりました。

――X(旧Twitter)では「和気あいあいとした現場だった」と書かれていましたが、撮影中や、待ち時間などでのキャスト陣との印象的なエピソードはありますか?

【新納さん】撮影中、須賀健太にもマネージャーにも言っていたんですけど。「たぶん僕は、今回のことを後々何も覚えていないと思います」って。それはやっぱり、ものすごいスケジュールで撮影していたから。今回は主演だから「主役感とかチヤホヤされる感じとかがあるのかな」「それは味わっておかないとな」と思っていたんですけど(笑)。全然そんなのはなくて、もうとにかく、どんどんやってくる大量のセリフを覚えて、どんどん撮っていかなければいけない。だから須賀健太と手を取り合って、走り切ろう、生き抜こうと。でも現場はすごく穏やかで。イライラしたり叫んだりする人もいなくて、とても紳士的な現場でした。基本的にはもう、みんなでゲラゲラ笑いながら。楽しかったですね。
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そして撮影が終わった今、「初主演が終わっちゃって寂しいです」っていう言葉を準備していたんですけど、全然寂しくなくて(笑)。「終わった!」「やり切った!」「焼肉行こう!」という感じです(笑)。“アクターズハイ”みたいな状態の、“狂気の沙汰”の中で勢いのあるドラマが撮れたと思います。

――最後に、作品のアピールコメントをお願いします。

【新納さん】ティザービジュアルを見ていただいて、今の時点でも、視聴者の方々に強い関心を示していただいているなと実感しています。「おもしろそうだね」とか「俺は社畜だから楽しみにしている」といったことも言ってくださっていて。「社畜人ヤブー」は、そんな方々の期待を裏切らない作品になっています。
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クランクアップはしましたが、実は僕もまだ1話も観ていなくて。例えば、映像の質感とかも知らないんです。でも自分が視聴者で、ザッピングしながらドラマを観ている側だったら、「お!これは観てみよう」と思えるような手応えがあります。連ドラを観ていると、たまに「俺の1週間返せ」みたいなときもありますけど(笑)、そうはならないはず。エンターテインメントとしてすごくおもしろく作られていると思いますし、スタッフ陣もプロの集団が集まった凝った作品になっているので、そういう意味でも楽しんでいただけると思います!
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取材・文=平井あゆみ
撮影=樋口涼
スタイリスト=後原利基
ヘアメイク=横山雷志郎(Yolken)

(C)BS松竹東急/松竹

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