【漫画】親分と子分?!にゃん吉と子猫の関係が可愛すぎる…元極道が見せた“任侠的優しさ”に読者も感動

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、元極道・松方さんの家によく現れる野良猫のにゃん吉が子猫を連れて来た物語が面白いと話題の「家によく来る野良猫が子猫を連れて来た話。」をピックアップ。なお、なお、本作品はサンデーうぇぶりにて連載中の「オヤジとにゃん吉」(小学館)からの抜粋である。

作者の片倉頼さんが2025年2月16日にX(旧Twitter)に投稿したところ、1000件近くの「いいね」を獲得した。本記事では、片倉さんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについて語ってもらった。



■にゃん吉とともに現れた謎の子猫に驚く松方さん

物語は、元極道・松方久秀の朝の庭掃除から始まる。静かな時間の中で心を整えていると、野良猫のにゃん吉が小さな子猫を連れて現れる。松方さんは「子猫なのか？」と驚き、その小ささに思わず心配になる。にゃん吉に懐きながら寄り添う子猫の姿を見て、松方さんはにゃん吉の面倒見の良さに感心する。

ふと、松方さんは弟子である現五代目組長・竹内勝治のことを思い出す。「まるで親分と子分だな」と考えた彼は、「これより、親子盃の式典を執り行います」と宣言し、にゃん吉と子猫のために盃に水を注いで用意する。親子盃(おやこさかずき)とは、任侠の世界で親分と子分が契りを交わす儀式だ。しかし、松方さんの口上が終わる前に、二匹の猫は水を飲み終え、そのまま寝てしまう。「にゃん吉にも、こんな小さな頃があったんだな」としみじみ思う松方さん。逞しく育ったにゃん吉の姿に感銘を受けるのだった。その後、小さな子分猫は、お隣の知り合いに保護され、新しい家へと引き取られていく…。

元極道の松方さんの日常をユーモラスに彩ってくれるにゃん吉の存在。今回はにゃん吉が親分、子猫が子分となる儀式が執り行われるが、ほのぼのとした人間と猫によるドタバタコメディーで、松方さんとにゃん吉の関係性にX(旧Twitter)上で多数の「いいね」を得ている。

■「子猫の身体のバランスと子猫特有のケパケパな毛に力を入れて描きました！」作者・片倉さんが語る創作の裏側とこだわり



――「家によく来る野良猫が子猫を連れて来た話。」を創作したきっかけや理由があればお教えください。

子猫を描きたい＋子猫と接するにゃん吉とオヤジの反応を見てみたい。という願望から生まれたお話でした。

黒猫ルーレットや身体の境い目が分かりづらい等黒猫の魅力も創作のきっかけになっています。

――本エピソードを書く上で「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい！」というポイントがあればお教えください。

子猫の身体のバランスと子猫特有のケパケパな毛に力を入れて描きました！

――本作で、片倉さんお気に入りのセリフやシーンなどがございましたら教えてください。

オヤジが子猫とある人を重ねてしまうシーンと任侠スイッチが入ってしまうシーンです。

――「オヤジとにゃん吉」は長期連載されている人気作品ですが、片倉さんの今後の展望などがございましたらお教えください。

まだまだオヤジとにゃん吉の描きたい、見て欲しい一面、描きたいキャラクターが居るのでまだまだ楽しんで頂ける様に頑張りたいです。

それとWeb連載ですのでWebでしか出来ない仕掛け等もやっていきたいです。

――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へメッセージをお願いします。

「オヤジとにゃん吉」を読んで頂きありがとうございます！皆さんのお陰で連載を続ける事が出来ています。

これからも猫と猫に振り回される人の可愛さを描いていきますので引き続き一人と一匹の仁義なき戦いを見守って頂けたら嬉しいです。



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