【写真】ハートポーズでキュートな笑顔を見せるキム・ジュンソ
世界的に大きな話題を呼ぶウェブトゥーンを実写化した韓国ドラマ「秘密の間柄」がFODで現在配信中。同ドラマは累計1.7億PVを突破する原作をもとに、過去に秘密を抱えた4人の男たちが複雑に絡み合う四角関係の恋愛模様が描かれている。本作で会社の同僚・ソンヒョンと大学の先輩・ジェミン、ジェミンの元恋人・スヒョンの3人から思いを寄せられる主人公ダオンを演じたのは、人気ボーイズグループ・WEiのメンバーであるキム・ジュンソ。WEBザテレビジョンではジュンソにインタビューを実施し、初主演を果たした感想や役作りの難しさ、また最近キュンとしたことなどについて語ってもらった。
■オーディション合格の連絡は日本に来ていたとき
――出演の話を聞いた感想から教えてください。
合格の連絡をいただいたときはちょうど日本に来ていたときでした。初めてオーディションで受かりましたし、初めての主演ですし、とても嬉しかったのですが、その分プレッシャーも大きかったです。
――原作や台本を読んだ感想を教えてください。
オーディションを受ける前に原作は全部読みました。ドラマの台本は原作とちょっと変更されているところがありましたが、原作とは趣向が違っていて面白かったです。とくに気に入っているところは2つあって、先輩の元恋人だと思っていたスヒョンが自分に告白してくれるシーンと、7話と8話のあたりのソンヒョンとの関係性ですね。ネタバレになってしまうので深くは話せないですが、ダオンの感情が高まっていくので心を揺さぶられました。
――ダオンは家族の問題を抱えながら、前向きに前進していこうとするキャラクターですが、そんなダオンをどのように演じようと思われましたか?
やっぱりダオンは家族の問題があるからこそ、素直になれなかったり複雑な思いを抱える性格になったんじゃないかと思うので、そこを意識しながら演じました。
――監督と話し合ったことなどあれば教えてください。
監督は話しやすい方でキャストみんなとよく話してくれました。僕にはダオンを演じるときに一番大事なことは表情の変化だと教えてくれました。ダオンは何か感じたときに、言葉で発するよりも目つきや表情の微妙な変化に現れるというアドバイスを丁寧にしてくれたんです。ソンヒョンたち3人の前では、ダオンがそれぞれによって違う表情をするように指導してくれました。
――ダオンの周りにいる3人はまっすぐに気持ちをぶつけてくるソンヒョン、ダオンへの気持ちを拗らせているジェミン、ジェミンの計略で気持ちを伝えられなかったスヒョンと、違った個性がありますが、それぞれのキャラクターの魅力を教えてください。
ダオンとしてはスヒョンが一番いじらしいと思っていて、タイミングが合わなくて結ばれなかったけれど、心に残っていると思います。ソンヒョンは大型犬みたいなかわいらしさがあります。ジェミンは2面性があるキャラクターですが、大学の先輩で長身の正統派イケメンって感じですね。みんな魅力的だと思います。
――この3人のなかなら、どの役を演じてみたいですか?
ソンヒョンが実際の自分と似ているから挑戦してみたいです。実際にオーディションでは監督からの要望があってダオン役だけじゃなくソンヒョン役としても見てもらいました。
――そうだったんですね。2役受けて、ダオンに決まったときはどんな風に思われましたか?
主演だったので嬉しかったですが、ダオンは難しい役なので不安にもなりました。ただ、心配していても仕方ないので心配するよりも演技の練習に励みましたよ。
■「気分が顔にすぐに出ちゃいます」
――ご自身とダオンの共通点はありますか?
やっぱり感情が現れやすいところですかね。気分が顔にすぐに出ちゃいます。ただ、僕は全部感情が現れてしまうけど、ダオンは全部出せるわけではないからそこはちょっと違うかもしれないです。あと、怒りやすいところも違いますね。僕は怒ったり声を荒げたりすることは滅多にないのに、ドラマでは怒るシーンが出てきます。もしかすると実生活でも怒りっぽくなっているかもしれません(笑)。どうすれば怒る感情が出せるか方法がわかったので。
――では、ダオンとソンヒョンのシーンなどキュンキュンもさせてくれる本作ですけれど、
最近ジュンソさんがキュンキュンしたことを教えてください。
先日も日本でファンミーティングがあったのですが、ファンの方と話したり、ファンの方の前で曲を披露したりすると、ドキドキして胸キュンしています。あと、このドラマの写真をSNSにアップすると、ファンの方が喜んでくれるのを見ると嬉しいです。ドラマの撮影中に自撮りやみんなで撮った写真などを使うのですが、どれをアップしようか選んでいるときにファンの方が喜んでくれることを想像して胸がときめきています。
――日本でも「秘密の間柄」の視聴回数が伸びてきていて、ファンが増えていっていますが、どう感じられていますか?
ファンミーティングでも直接ファンの方から「楽しみにしています」とか「面白かったです」とドラマについて話をたくさん聞けるので嬉しく思っています。ドラマを配信する前と比べて、さらにインスタの日本の方のフォロワー数が目に見えて増えていて、自分でも実感しています。
――では、最後に本作の見どころを教えてください。
ラブストーリーだけじゃなくサスペンスの要素もあって、物語自体が面白いと思うので、ラブストーリーが好きな方はもちろん、いろんな方に見てもらえると嬉しいです。とくに注目してほしいポイントはダオンの感情の変化です。ダオンの感情の変化に合わせて物語が進んでいくので、どんな結末が待っているのかしっかりと見届けてほしいです。
■取材・文=牧島史佳
【関連記事】
・
韓国BLドラマ「セマンティックエラー」のパク・ジェチャンにインタビュー「この作品を通して、自信を取り戻すことができた」
・
金子隼也×野村康太が明かす、宝来忠昭監督と作り上げた“美しさ”「僕たちの芝居を“客観的な視点で再現”してくれる」<パーフェクトプロポーズ>
・
B1A4・ジニョン、アイドルと俳優両立の秘訣は「自分自身がまず楽しむこと」
・
超特急・カイ、韓国BLドラマを徹底解説PENTAGONやパク・ウンビンからコメントも<古家正亨のKスタ学園>