3月28日(金) 21:00
2023年に大好評を博したドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)の脚本を担当したバカリズム(49)による『ホットスポット』(日本テレビ系)や2026年前期朝ドラ『風、薫る』(NHK)の主演・見上愛(24)も出演する『119エマージェンシーコール』(フジテレビ系)など、話題作が目白押しとなった2025年冬ドラマ。
そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、「ドラマを週に1回以上見る」という男女500人を対象に「最後まで面白かった2025年冬ドラマ」について、アンケートを行った。
第3位は、『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系)。
浅見理都による同名サスペンス漫画を原作に、広瀬すず(26)が主演を務めた作品。一通の手紙を遺して殺された父を取り巻く謎を、弁護士を演じる松山ケンイチ(40)とともに追及する。3月28日に迎えた最終回では、ついに事件の全貌が明らかになり、最後まで目の離せない展開となった。
《分かりそうで分からない展開に毎回見入っていた》(30代男性/会社員)、《久しぶりにドキドキとして次の週が楽しみなドラマだった》(40代女性/会社員)と、先が見えないストーリーに興奮が止まらないという視聴者や、《松山さんの大ファン》(60代男性/無職)、《原作通りの展開が楽しめた》(30代女性/会社員)と、キャストや原作のファンも大満足の内容だったようだ。
第2位は、『ホットスポット』(日本テレビ系)。
山梨県のとあるビジネスホテルで働くシングルマザーと宇宙人の日常を描いたエイリアン・ヒューマン・コメディー。3月16日に迎えた最終回では、ホテルのオーナーと市長の癒着を暴き、東京03の角田晃広(51)演じる宇宙人・高橋がその能力を発揮するが……、とまさかの予想外な展開が繰り広げられた。
《荒唐無稽な話だけど、会話がウィットに富んでいて面白かった》(60代女性/無職)、《キャスト全員が独特な存在感で楽しめた》(40代男性/会社員)と、バカリズム脚本ならではの日常会話に言及している視聴者のほか、《思わず声を出して笑っていた》(60代女性/専業主婦)と、日曜の夜に明るい気持ちになったというコメントも多いようだ。
第1位は、『御上先生』(TBS系)。
初回から大注目のなかで人気が衰えないまま23日に最終回を迎えた本作。松坂桃李(36)演じる文科省エリート官僚が私立高校に出向し、政治的権力に侵された学校を舞台に、生徒と向き合っていく教育再生ストーリーだ。吉岡里帆(32)や岡田将生(35)も出演し、常に話題が絶えなかったこのドラマ。
《官僚をテーマにしたのが新しい》(50代女性/会社員)、《複雑な生徒の状況と現実的な問題を、うまくサスペンス調に仕立てていた》(20代男性/無職)と、これまでにない学園ドラマだったという評価や、《松坂桃李さんの演技が良かった》(40代女性/パート・アルバイト)、《若い俳優さんたちの瑞々しい演技も印象的だった》(40代女性/会社員)と主演を務めた松坂だけでなく、生徒役の俳優たちの好演も理由の一つのようだ。
コメディからサスペンスまで幅広い作品が目立った2025年の冬ドラマ。次期の作品にも期待したい!