長女が小学5・6年生のとき、激しい反抗期に突入しました。家庭内の些細なことで言い争いとなり、ひどいときには取っ組み合いのようなケンカになることも。その日も夕方にちょっとしたことで言い争いになり、私もかなり興奮してしまい、「そんなにこの家が嫌なら出ていきなさい!」と暴言を吐いてしまいました。すると……。
反抗期の娘に言い放ったひと言で大騒動に
いつもなら部屋にこもる娘もこの日は玄関から飛び出していきました。そのうち帰ってくるだろうと待っていましたが、一向に帰ってきません。外も暗くなってきて心配になり……。近所を探し歩いてもいない、娘の友だちの家や祖父母の家、近所の公園にもいない、どこにもいない。さすがにまずいと思いながら、実家の父母、妹も総出で探しましたが、見つかりません。
これだけ探してもいないということは何かに巻き込まれたのかも……と警察へ連絡することに。警察の方は「意外と近くにいることもありますよ」と話し、まずは家の周囲を捜索すると言いました。すると……家の前にある倉庫と倉庫の狭い隙間に小さくなって座っている娘が。落ち着いてから話を聞くと、パトカーが何台も来たので出るに出られなくなってしまったと話していました。警察の方
には感謝そして謝罪しました。
見つかって胸をなでおろし、今後は「出ていけ」と言ってはいけないと反省しました。今だから言える思い出話ですが、当時は子どもの反抗期の対処に疲れ果てていました。冷静さを失っていたなと振り返って思います。
◇ ◇ ◇
子どもに対して、つい感情的に怒ってしまうこともありますよね。カッとなって口にした言葉は思わぬ結果を招くこともあるので、冷静さを保ちながら子どもと向き合いたいですね。
著者:福田えり/40代 女性・会社員。2歳差の姉妹を育てるシングルマザー。女3人仲良く暮らしている。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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