【写真】『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』日本語吹き替えキャストを見る
今年1月17日の日本公開以来、SNSで話題沸騰中の香港映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』。第97回アカデミー賞国際長編映画賞香港代表にも選ばれ、香港では社会現象になった作品です。ド派手なアクションシーンや、九龍城砦を再現したセットの郷愁、魅力的な俳優陣の演技などで人気を集めました。
日本でもついに興行収入が3億円を突破するなど、香港映画としては異例の大ヒット。公開から3ヶ月を過ぎた今も繰り返し「入城」するリピーターが続出し、応援上映が開催されるとチケットもあっという間に完売。SNSには毎日多くのファンアートが投稿されるなど、熱い盛り上がりを見せています。その熱気は香港にも伝わり、先月、監督やキャストが来日しての舞台挨拶も実現しました。
5000万香港ドル(約10億円)をかけて制作された九龍城砦のセット展示を見に行くため、香港へ向かうファンも後を絶ちません。また映画に登場する「叉焼飯(チャーシューファン)」を提供する香港料理のお店を訪れる人も多数。レタスクラブでも、ご家庭で作りやすい「叉焼飯」のレシピをご紹介したところ、たくさんの映画ファンのみなさんに作っていただきました!
■日本語吹き替え版の上映が決定!
さて、そんな『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』について、本日嬉しい情報が解禁となりました。なんと日本語吹替版の上映が決定したそうです!
4月4日(金)からティ・ジョイ系列で先行公開、翌週4月11日(金)から上映劇場を順次拡大するとのこと。すでに何度か映画館に足を運んでいる方も、また違った角度から映画を楽しむことができますね。
気になるキャストは次の通りです。
龍捲風役…堀内賢雄
陳洛軍役…小林親弘
信一役…鈴木崚汰
十二少役…石谷春貴
四仔役…星野佑典
大ボス役…水島裕
王九役…赤坂柾之
陳占役…三上哲
秋兄貴役…金馬貴之
虎兄貴役…松本こうせい
香港の国民的俳優、ルイス・クーさんが演じた龍捲風役の吹替をつとめるのは、ブラッド・ピットの吹替でおなじみのベテラン声優・堀内賢雄さん。「龍捲風は、仲間を導く冷静さを持ちながらも、その胸の内には熱い魂を秘めた男です。彼の信念や迷い、そして決断の瞬間に込めた感情を、ぜひ感じ取ってください」とコメントを寄せています。
サモ・ハンさんが演じた大ボス役を水島裕さんが演じるのも、往年の香港映画ファンには嬉しいニュースですね。70〜90年代のカンフー映画ブームの頃、日本では大人から子どもまで大人気だったサモ・ハンさん。当時の「サモ・ハン・キンポー」という呼び名のほうが日本ではおなじみかもしれません。
主演作の『燃えよデブゴン』シリーズをはじめ、サモ・ハンさんが出演する作品の多くで、日本語吹替を担当していたのが水島裕さんです。水島さんは御本人とお会いしたときに「日本のサモはお前だ」と言われたことがあるそうで、今回もその時の言葉を胸に収録に挑んだとか。
それでは、それぞれの役を演じたキャストのみなさんからのコメントをお届けします!
■吹替キャスト コメント全文
堀内賢雄(龍捲風役)
義侠心が貫かれた物語と、圧倒的なアクションが見どころの作品でした。まさに香港映画の醍醐味が凝縮されていて、一瞬たりとも目が離せません。龍捲風は、仲間を導く冷静さを持ちながらも、その胸の内には熱い魂を秘めた男です。彼の信念や迷い、そして決断の瞬間に込めた感情を、ぜひ感じ取ってください。
小林親弘(陳洛軍役)
戦場のような臨場感を味わえる作品で、息つく暇もないアクションに圧倒されました。陳洛軍は寡黙な男ですが、その背中がすべてを物語っています。彼の戦う理由や、心の奥にある葛藤をどう表現するかを意識しました。セリフが少ないからこそ、動きや間に込めた想いをぜひ汲み取っていただけたらと思います。
鈴木崚汰(信一役)
香港映画ならではの魅力が詰まった作品でした。信一は、クールに見えて実は仲間思いのキャラクターです。ボスに忠誠を誓いつつも、いざというときは前に出る男。そのギャップを表現するのが楽しくもあり、難しくもありました。彼の決断や行動の意味を考えながら観ていただけたら嬉しいです。
石谷春貴(十二少役)
まるでジェットコースターのように展開する物語に、終始興奮しました。十二少は、若さゆえの無鉄砲さを持ちながらも、どこか憎めないキャラクターです。生意気ながらも仲間への情が厚く、その変化をどう表現するかを意識しました。吹替ならではの熱量を楽しんでください。
星野佑典(四仔役)
九龍城砦の息づかいが感じられる、熱い映画でした。四仔は、クールな表情の裏に秘めた想いや、仲間との関係性が魅力的なキャラクターです。セリフだけでは伝えきれない彼の感情が、吹替版ではどう表れているか、ぜひ注目していただけたらと思います。
水島裕(大ボス役)
熱い作品です!あの頃の香港映画が、さらに進化して帰ってきたような作品なのです。アクションの迫力は圧倒的で、まるで拳の一撃一撃がこちらにまで伝わるような臨場感に息を呑みました。特にサモ・ハンは、動きが鋭くて吹き替えるのが大変でした。数年前に彼と直接お会いした際、「日本のサモはお前だ」と言われたことがあり、その言葉は今も自分にとって特別なものです。今回の収録でも、その言葉を胸に、大ボスの威厳と冷徹さ、そして時折垣間見せる人間らしさを意識して演じました。セリフ一つ一つに重みがあり、どう表現するかを考え抜きましたが、その分やりがいのある役でした。スクリーンで、「この作品の熱」を存分に楽しんでくださいね。
赤坂柾之(王九役)
劇場で字幕版を観たとき、その圧倒的な熱量に圧倒されました。アクションの激しさはもちろんですが、ドラマの部分でもグッとくる場面が多く、心を揺さぶられました。王九というキャラクターは、ただの暴れん坊ではなく、感情の振れ幅が非常に大きい男です。彼の狂気と知性、滑稽さと残虐性が入り混じる独特な魅力をどう表現するか、とても悩みました。フィリップさんの素晴らしい演技に負けないように、テンションの上がり下がりをしっかり意識しながら演じました。吹替版では、日本語ならではのリズムと間が加わり、よりアクションやキャラクターの個性を感じられる仕上がりになっています。字幕版を観た方も、吹替版でもう一度楽しんでいただければ嬉しいです。硬直!
三上哲(陳占役)
圧倒的なアクションと共に、九龍城砦の息遣いや人々の暮らしがリアルに描かれていて、ただ派手なだけでは終わらない深みがあります。骨太なドラマとスリリングな展開、そのどちらもが見どころです。陳占を演じるにあたっては、出番は多くないながらも、その瞬間に強烈なインパクトを残せるよう心がけました。特に、堀内賢雄さんとの対決シーンは緊張感に満ちていて、演じていても手に汗握る思いでした。寡黙ながらも、その鋭い眼差しと一撃に込められた覚悟が、観る者の胸に突き刺さるはずです。ぜひ、その余韻を味わってください。
金馬貴之(秋兄貴役)
義理や復讐、仲間への想いが交錯する、香港映画ならではの熱量あふれる作品です。秋兄貴は、冷徹な一面を持ちながらも、その奥に強い情を秘めたキャラクターです。彼が背負ったものや、戦う理由に思いを馳せながら観ていただけると嬉しいです。
松本こうせい(虎兄貴役)
男たちの絆と信念がむき出しになった作品でした。虎兄貴は冷徹なボスに見えますが、実は義理堅く、弟分を思う優しさも持っています。そうした二面性をどう表現するかにこだわりました。映画の中で交わされる言葉や仕草の中に、彼の信念が詰まっています。スクリーンで、その熱さを感じていただけたらと思います。
***
九龍城砦で生きる男たちの因縁や対立、友情や絆に思わず胸が熱くなるこの作品。吹替えキャスト陣の細やかな演技によって、また新たな発見があるかもしれませんね。ぜひ映画館でその熱気を体感してください!
■映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』日本語吹替版
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』日本語吹替版
4月4日(金)よりティ・ジョイ系列にて先行公開、4月11日(金)より全国順次公開
(c)2024 Media Asia Film Production Limited Entertaining Power Co. Limited One Cool Film Production Limited Lian Ray Pictures Co., Ltd All Rights Reserved.
配給:クロックワークス
■< 4月4日(金)先行公開劇場(19館) >
東京都: 新宿バルト9、T・ジョイPRINCE品川、T・ジョイSEIBU大泉
神奈川県: 横浜ブルク13
千葉県: T・ジョイ蘇我
埼玉県: T・ジョイ エミテラス所沢、こうのすシネマ
新潟県: T・ジョイ新潟万代、T・ジョイ長岡
大阪府: T・ジョイ梅田
京都府: T・ジョイ京都
広島県: 広島バルト11、T・ジョイ東広島
島根県: T・ジョイ出雲
福岡県: T・ジョイ博多、T・ジョイ リバーウォーク北九州、T・ジョイ久留米
大分県: T・ジョイ パークプレイス大分
鹿児島県: 鹿児島ミッテ10
■<ストーリー>
九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)――かつて無数の黒社会が野望を燃やし、覇権を争っていた。
80年代、香港へ密入国した若者、陳洛軍(チャン・ロッグワン)は、黒社会の掟に逆らったことで組織に追われ、運命に導かれるように九龍城砦へ逃げ込む。そこで住民たちに受け入れられ、絆を深めながら仲間と出会い、友情を育んでいく。やがて、九龍城砦を巻き込んだ争いが激化する中、陳洛軍たちはそれぞれの信念を胸に、命を懸けた最後の戦いに挑む――。
監督:ソイ・チェンアクション 監督:谷垣健治音楽:川井憲次
出演:ルイス・クー、レイモンド・ラム、テレンス・ラウ、フィリップ・ン、トニー・ウー、ジャーマン・チョン、リッチー・レン、ケニー・ウォン、サモ・ハン、アーロン・クォック
2024年/香港/125分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:九龍城寨之圍城/PG12
■大反響!『叉焼飯』のレシピはこちら
【材料(2人分)】
豚肩ロースとんカツ用肉…2枚
卵…2個
チンゲン菜…1株
温かいご飯…茶碗2杯分
塩、ごま油、サラダ油
たれ
・酒…大さじ1
・オイスターソース、トマトケチャップ…各小さじ2
・しょうゆ、砂糖、ごま油…各小さじ1
・塩…少々
【作り方】
1. 豚肉は脂身と赤身の境に数カ所深く切り目を入れて筋を切る。バットにたれの材料を入れて混ぜ、豚肉を入れて軽くもみ、約15分おく。
2. チンゲン菜は四つ割りにして耐熱皿に並べ、ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(500W)で約2分加熱する。取り出して軽く水けをきり、塩少々、ごま油小さじ1をまぶす。
3. 目玉焼きを作る。フライパンにサラダ油小さじ2を熱し、卵を1個ずつ割り入れ、塩少々をふって、黄身が半熟状になるまで焼いて取り出す。
4. フライパンをさっとふいてサラダ油小さじ2を熱し、弱火にして1を汁けを軽くきって並べ入れる。たれはとっておく。ふたをして約3分焼き、上下を返してさらに約3分焼く。バットに残ったたれを加えてからめ、焼き色がつくまで、途中1回上下を返して両面を焼く。
5. 器にご飯を盛り、4を食べやすい大きさに切ってのせ、2を添えて、目玉焼きをのせる。
※電子レンジは500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
文=レタスユキ/レシピ作成・調理=外処佳絵/料理撮影=野口健志
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