【写真】画になる…! 花束を手に真尋(新川優愛)へ思いを伝える直人(塩野瑛久)
新川優愛と塩野瑛久がダブル主演するドラマ「五十嵐夫妻は偽装他人」(毎週水曜深夜0:30-1:00、テレ東系)の第12話が3月26日に放送され、最終回を迎えた。“偽装他人”だった真尋(新川)と直人(塩野)が2人らしい答えを出した。(以下、ネタバレを含みます)
■素直になれない別居中夫婦が繰り広げるラブコメ
同ドラマは、海石ともえの同名漫画が原作。転職先で再会した別居中の夫婦が、職場で他人を装って働くことで恋愛沙汰に巻き込まれていく姿を描き、素直になれない2人のじれったさに“もだもだ”するラブコメディーだ。
新川演じる会沢真尋は、職場では明るくしっかり者であるが、我慢強い性格ゆえにプライベートでは甘え下手。塩野演じる五十嵐直人は、若くして仕事を完璧にこなして職場で頼られる一方、理屈っぽく結婚や恋愛において気持ちを素直に表現することが苦手というキャラクター。
ほか、真尋と直人と同じ会社で働く瀬戸翠を兵頭功海、林美羽を田辺桃子、真尋と直人が夫婦だと知っていて社内でバレないようにカバーする部長の竹橋宗平を水橋研二、ドラマオリジナルキャラクターとなるスナック「ビューティフル」のマスター・三吉妙を浜中文一が演じている。
■“もだもだ”しっ放しの真尋と直人
直人が本心を隠しながら相談もせずに海外赴任のオファーを断ったことに対し、真尋は落胆と悲しみから家を飛び出す。泣きながら歩く真尋を偶然見かけた瀬戸は、思わず「もう俺にしませんか」と言ったが、「弱みにつけこむのはさすがにダサいんで」と踏みとどまった。
もだもだする直人に美羽と妙が喝を入れる一方、真尋は自分のやりたいことのため家族を捨てた母・春奈(黒木瞳)と向き合うことに。
直人とうまくいっていないことを感じ取った春奈に「あなたは自分で自分を幸せにできる。幸せになれないわけがない。自信を持ちなさい」と助言される真尋。そして、父・雪人(相島一之)から春奈が家を出てから養育費を支払ってくれていたことを教えられるのだった。
■真尋と直人の笑顔がまぶしい
そんな中で迎えた結婚記念日であるクリスマスイブ。真尋は直人を水族館に誘った。その後、妙の店に向かうと貸し切りにしてくれていた。
本音を明かし合い、「結婚って、縛るためのもんじゃない」と直人は“偽装他人”から“本当の他人”になる提案をした。ただ、それは「これからも一緒にいるために、結婚っていう縛りをほどいてみよう」という前向きな思いから。真尋も同じ気持ちで、「私たち、もう一度、ゼロから始められるかな」と返した。
かつてプロポーズした同じ場所で「僕と離婚してください」と告げる直人。「はい」と、うなずく真尋。言葉だけでは悲しく、切ないものだが、2人の顔には笑顔が浮かんでいた。
ラストは数年後。海外赴任から戻ってきた直人を出迎える真尋。2人はさらなる笑顔になっていた。もだもだしていたころからのギャップにキュンとする最終回となった。
視聴者からは「固定観念みたいなのがひっくり返された」「後味のいいドラマだった」「ハッピーエンドの形っていろいろあるんだな」「ラストの再会シーンがよかった」といった声のほか、「瀬戸くんにも幸せ訪れますように」「美羽と瀬戸のこれからも気になる」と、真尋と直人に思いを寄せた2人に思いをはせる投稿もあった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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