「あずかり屋」それは迷い猫や動物、なんでも預かるお店!?ある日記憶喪失の少女を“預かる”ことに!!【作者に聞く】

「なんでも預かる」とはいえ、記憶喪失の少女を預かって大丈夫なのか?/湊月(@mizunashi1025)

「あずかり屋」それは迷い猫や動物、なんでも預かるお店!?ある日記憶喪失の少女を“預かる”ことに!!【作者に聞く】

3月25日(火) 22:00

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「なんでも預かる」とはいえ、記憶喪失の少女を預かって大丈夫なのか?
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薄暗い森の中を逃げる女性。それを追う黒い影。そんな不穏なワンシーンからこの漫画はスタートする。女性はなぜ追われているのか?彼女の安否やいかに…?

本作「縁(よすが)のあずかりもの」を描いたのは、漫画家の湊月(@mizunashi1025)さん。大学在学中に漫画雑誌に出した作品が賞を受賞。社会人になってからウェブ漫画にシフトし、「氷のような夏は恋に溶ける」(コミックスマート)でデビューした。そんな湊月さんに本作について話を聞いてみた。


■女性が相次いで行方不明になる事件が発生!森の中で倒れていた少女は事件のカギとなるのか!?
若い女性をターゲットにした事件が続いていた

縁のあずかりもの_P02

縁のあずかりもの_P03

のどかな田舎町で、相次いで若い女性が行方不明となる事件が多発していた。懸命な警察の捜査をあざ笑うかのように、手がかりは一切なし。女性たちはどこへ消えてしまったのか?そんな中、「あずかり屋」を営む青年は、森の中で倒れている女性を発見する。女性は全身ケガだらけだったものの命に別状はなく…ただ、記憶をすべて失っていた!!

本作を描くきっかけとして、作者の湊月さんは「ある時観た映画から着想を得て、さわやかな空気感と訳ありな少年少女や疾走感のあるお話が描きたいなとふんわり思ったのがきっかけでした」と語る。また設定やストーリー展開について「登場するお兄さんも、本当はミステリアスで飄々とした感じに描きたかったのですが、ただの優しいお兄さんになってしまったことが心残りだった」と話してくれた。

本作品は、のちにデビュー作となる「氷のような夏は恋に溶ける」のプロトタイプ(※原型となる作品)だという。ストーリー展開は異なるが「事件が起こる夏の田舎町」「家出少女とお店をしているお兄さんが出会う」という設定と登場人物の名前は同じとのこと。本作「縁(よすが)のあずかりもの」とデビュー作「氷のような夏は恋に溶ける」を読み比べてみるのも面白いだろう。

“あずかり屋”をするきっかけになった「大切なひとから預かったブレスレット」。ラストの「人にも物にも帰れる場所はあるんだ」というセリフに、心が温かくなると同時に強いメッセージを感じる。ついつい惹かれてしまうストーリー展開もおもしろいので、ぜひ一度読んでみてほしい作品である。


取材協力:湊月(@mizunashi1025)

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