ディズニープラスが、累計発行部数400万部を超える二宮正明氏の人気漫画を実写ドラマ化したヴィレッジスリラー「ガンニバル」の完結編にあたるシーズン2が配信中だ。血塗られた因習が受け継がれる村を舞台に、村を牛耳る旧家と、新たに赴任してきた駐在の攻防を描く物語は、登場人物たちが“正気と狂気”の間で揺れ動く人間模様も見せ場になっている。
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【画像多数】「ガンニバル」シーズン2 柳楽優弥×笠松将のインタビュー写真
誰もが気付かないうちに、狂気に走ってしまうーー。そんな恐怖も浮き彫りにする作品にちなみ、この記事では、ディズニープラス配信作品から、クレイジーなキャラが登場する10作品を紹介する。
●1.「ガンニバル」阿川大悟(柳楽優弥)
大悟は、美しい自然に囲まれた供花村に、駐在として左遷された警察官。「人が喰われているらしい」という信じがたい噂を探り始めると、大悟と彼の家族(吉岡里帆、志水心音)の身に恐ろしい出来事が続発する。家族を守るために必死になるほど、やがて自身も暴力性に飲み込まれていくーー。
正義を暴走させる大悟に対して、村を支配する後藤家の凶行が増幅するなか、ついに大悟の内に潜んでいた狂気が爆発。「そっちが狂ってんなら、こっちも狂うしかねぇんだよ」と、後藤家に宣戦布告する。
●2.「ハイパーナイフ闇の天才外科医」セオク(パク・ウンビン)
ふたりの天才医師の熾烈な対立と頭脳戦を描く極限のメディカル心理サスペンス。将来を嘱望されていた天才外科医・セオクは、恩師であり指導医でもあるドッキ(ソル・ギョング)と衝突し、突然医師免許を剥奪される。キャリアを失い、人知れず路地裏で違法手術を続けるセオクの前に、不治の病を患い、「命を救ってほしい」と懇願してくるドッキが現れた。全てを奪った男を救うべきか、それとも死に追いやるのか。正義と復讐の狭間でセオクは、究極の決断を迫られる。
セオクは野心的で、狂気と情熱に満ちたキャラクター。何もかもパーフェクトだが、「周囲からは「彼女は普通じゃない」と言われる、謎深い人物だ。返り血を浴びながらオペをしたり、ドッキに「先生、早く死んでくれませんか?」と言い放ったりと、クレイジーな言動が目立つ。
●3.「デアデビルボーン・アゲイン」キングピン(ビンセント・ドノフリオ)
キングピンは、幼い頃に事故で失明したマット・マードック/デアデビル(チャーリー・コックス)の前に立ちはだかる犯罪王。生まれ故郷であるニューヨークのヘルズキッチンを掌握するために、実業家として再開発の計画を進める一方で、数々の犯罪に手を染め、警察やマスコミを買収して自身の支配下に置くなど、裏社会を牛耳っている。スキンヘッドの巨体から繰り出すパワーは凄まじく、敵とみなした存在には、容赦なく暴力を浴びせる。一方、愛する妻に対しては、誠実な態度で接し、大切にする優しさもあわせ持つ。
●4.「七夕の国」丸神頼之(山田孝之)
謎の球体である●(まる)をめぐり、人知を超えた攻防を描いた岩明均氏のSF漫画を映像化。全ての謎の鍵を握る最重要人物である頼之は、顔を覆う布から人ならざる異形の目をのぞかせ、長い6本の指を広げると、そこから出現する巨大な●を駆使し、人間や建物、旅客機や豪華客船、さらに東京都庁の一角を瞬時に消滅させる。「俺には許せない奴がいる」と語る頼之は、その何者かにメッセージを伝えるためなら、殺りくを繰り返すこともいとわない。彼が掲げる野望と理念とは一体――?
●5.「映画マイホームヒーロー」鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)
累計発行部数430万部を突破した同名コミックを原作に、連続ドラマも人気を博した「マイホームヒーロー」の7年後を描いた劇場版。愛する娘・零花(齋藤飛鳥)を守るため、その恋人を殺害した父親・哲雄は、死体とともに消えた10億円を探す半グレ組織、捜査に乗り出す警察の双方から標的になる。さらに父の犯罪を知らずに、刑事になった零花が事件の真相を追う。ありふれた会社員の父親から、殺人犯に。“命がけのダマし合い”を繰り広げる哲雄に待ち構える衝撃の結末とは――?
●6.「アガサ・オール・アロング」アガサ・ハークネス(キャスリン・ハーン)
アガサは、MCU(マーベル・市ネマティック・ユニバース)シリーズ「ワンダヴィジョン」に登場した、数百年前から現代まで生き続け、あらゆる魔術を操る“最強クラスの魔女”。過去には黒魔術を使った容疑で、母親のエヴァノラ・ハークネスを含む仲間の魔女たちから処刑されかけるが、逆に彼女たちのパワーを全て吸収し、力を覚醒させた。
その強大な魔術もさることながら、緻密な裏工作と、何をしでかすかわからない厄介さこそが、最大の武器だ。巧みな言葉や演技で周りにいる人間たちを洗脳し、挑発と裏切りを繰り返す。
●7.「ブラック・スワン」ニナ・セイヤーズ(ナタリー・ポートマン)
ダーレン・アロノフスキー監督がバレエの世界を描いた心理スリラー。人生の全てをダンスに注いできたニナに、ついに「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが巡ってくるが、純真な白鳥の女王だけでなく、邪悪で官能的な“黒鳥”も演じなければいけない難役は、優等生タイプのニナにとって、ハードルの高い挑戦だった。黒鳥役が似合う奔放な新人ダンサー、リリー(ミラ・クニス)の頭角も、ニナを精神的に追いつめていく。役づくりに没頭するあまり極度の混乱に陥ったニナは、現実と悪夢の狭間をさまよい、自らの心の闇にのみ込まれていく。そして、事件が起こる。
●8.「哀れなるものたち」ゴドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)
「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再びタッグを組み、スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック小説を映画化。主人公のベラ(ストーン)が、「世界を自分の目で見たい」という強い欲望にかられ、大陸横断の旅に出る。
彼女の“生みの親”こそ、風変わりな天才外科医のゴドウィン・バクスター(通称ゴッド)だった。ゴッドは、橋から飛び降り自殺した妊婦の遺体を発見し、生存していた胎児の脳を移植することで、奇跡的に彼女を蘇生させたのだった。果たして彼は神か、狂人か――そんな問いすらも蹴散らし、大人の体を持ちながら、新生児の目線で世界を見つめるベラは、成長を遂げていく。
●9.「ザ・メニュー」ジュリアン・スローヴィク(レイフ・ファインズ)
孤島にある、予約の取れない高級レストランに隠された秘密が明らかになっていくサスペンス。有名シェフのスローヴィクが振る舞う、極上メニューの数々が客の舌を唸らせるが、メニューのひとつひとつには、想定外のサプライズが添えられていた。その裏に隠された秘密、レストランを包む不穏な空気、そして、神と崇められるミステリアスなスローヴィクの過去と正体とはーー?サイコパスと呼ぶにふさわしい彼が、命がけのディナーを提供し、成し遂げたい“ある目的”に思わず震え上がる。
●10.「トイ・ストーリー」シド
ウッディ&バズの持ち主であるアンディの隣人で、サマーキャンプから追放されるほどの問題児。おもちゃの破壊や改造が趣味で、部屋には、変わり果てた無残なおもちゃたちがゴロゴロ……。シドに捕まったバズが、ロケット花火で打ち上げられそうになる大ピンチも。ちなみに「トイ・ストーリー3」には、シドのトレードマークだったドクロのTシャツを着たゴミ収集員が登場しており、公開当時、ファンの間では「ひょっとして、成長したシド?」という意見が飛び交った。
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