【写真】食事休憩中の雪(清野菜名)、紗良(見上愛)ら
清野菜名が主演する月9ドラマ「119エマージェンシーコール」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第10話が3月24日に放送された。連続放火事件が描かれた中、ラストで堂島(佐藤浩市)が復帰。雪(清野)が安堵の笑顔を見せたが、すぐにその表情が曇ることになってしまった。(以下、ネタバレを含みます)
■消防局の指令管制員たちのリアルを描く
同ドラマは、消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線に立つ、指令管制員(ディスパッチャー)たちの現実(リアル)を描く完全オリジナルストーリー。
清野が演じるのは、銀行を辞めて指令管制員になったばかりの粕原雪。雪と同じ横浜市消防局・司令課3係のメンバーとして、雪の指導係を務めた兼下睦夫を瀬戸康史、雪より年齢は若いがキャリアは先輩の新島紗良を見上愛、救急救命士の資格を持つ与呉心之介を一ノ瀬颯、しゃべりが得意な箕輪健介を前原滉、係長・高千穂一葉を中村ゆり、主任・堂島真一を佐藤浩市が演じる。
■兼下が連続放火犯を追う
第10話は、空き家を狙った連続放火が発生。ある現場で足を引きずった男性が目撃され、さらにその現場の火災を通報した人物は情報を的確に伝えることができ、通報に慣れているようだった。
兼下は、ある人物が思い当たった。2年前、消防隊員だった兼下と一緒の現場でけがを負い、消防を辞めた後輩だ。
一度聞いた声を忘れない雪に通報者の声と後輩の声を確認してもらう兼下だったが、「通報者が放火犯だと決めつける証拠は何ひとつない。それに、犯人捜しは警察がちゃんとやっている」と言うのだった。
だが、その後、有休をとって放火が行われそうな場所を回っていた兼下が怪しい男を見つけて追う。雪の「防げる火事は防ぎたい。自分にできることをしたい」という言葉に触発されたのだ。
兼下の機転で捕らえられた容疑者は、兼下の後輩ではなく、その後輩が消防を辞めた真相は兼下が原因ではなかったことも明らかになった。
■怪しい通報をした女性の存在に視聴者が疑問抱く
やりがいも感じている指令管制員と現場への思いで揺れていた兼下だが、気がかりだった過去が解消されて一歩踏み出しそうな予感。そんなところに、咽頭がんの手術をした堂島が復帰してきた。
まだしゃがれ声の堂島が司令台について通報を受ける姿に、驚きながらも笑顔を見せた雪。
ところが、復帰早々の堂島が受けた通報が不穏なものだった。「もしかして、あなた…堂島さん?」と呼びかけた女性。「やっと話せた。これからあなたたちの無能さを証明してあげる。ちゃんと聞いててね」と言って電話が切れた。
堂島が不審に思っていると、ビルが爆発したという通報が入り、映像を確認した司令課3係のメンバーたちがぼうぜんとするラストを迎えた。
視聴者が「どういうこと?」「まさかの爆発」とざわつく中で、疑問も浮かび上がった。
連続放火の容疑者が判明する前、箕輪が受けた「もうちょい年上の人にチェンジで。イケオジって感じの人」と緊急性のない“ジャンクコール”をした女性や、紗良が受けた火災通報の直後に連絡手段だった携帯電話を解約した女性がいた。それらが同一人物なのではないかというのだ。
また、連続放火犯の男性と偶然擦れ違っていた雪が「分かってます。あと数日で必ず」と何者かと電話で話していたのを聞いたシーンがつながっている可能性も。
視聴者からは「最終回でまさかテロ系」「どうなるんだろう」と心配の声が寄せられている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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